巻頭の人気連載、三浦しをんさんの『のっけから失礼します』が待望の単行本となり、8月5日(月)に刊行されます!
三浦しをん著「のっけから失礼します」本体¥1600+税/集英社
連載期間中にドはまりしたEXILE一族のライブではきらめき貯蔵袋が破裂、夢から始まるとんでも妄想、タクシーの運転手さんとの面白トーク、個性豊かな三浦家の人々との愉快な日常……。章末書き下ろし「もふもふパンダ紀行」では和歌山でパンダの赤ちゃんの可愛さに悶絶し、豪奢な温泉ホテルに驚嘆。また文楽や宝塚、漫画など、「好きなもの」への過剰なまでの愛が存分に語られています。
「エッセイというのは究極的には自虐か自慢のどちらかになるもの。それをどの程度自覚して書くかというのは非常に重要」と語る当代きっての人気作家、三浦しをんさんが綴る全65編、どれもハズレなしの面白さで、電車で読むには要注意です!
そして、三浦さんのエッセイの大きな特徴は、すべてが他者へのフラットで敬意のこもった視点から描かれているということ。だから読んでいて心地よく、明るい気持ちになれるのです。日常の疲れやちょっとした悩み、酷暑をも吹き飛ばし、思い切り笑える一冊。ぜひ『のっけから失礼します』で三浦しをんワールドを堪能してください。
8月9日(金)に発売されるBAILA(バイラ)9月号では、刊行を祝して「ようこそ、三浦しをんワールドへ」という4ページの特集もあります。三浦さんのインタビューがたっぷり載っていますので、そちらもぜひお読みください。