大人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案としたミュージカル『刀剣乱舞』シリーズにハマる大人女子が急増中! 日本のみならず海外での公演も成功させていて、世界的にも今話題のミュージカル。今回は、蜂須賀虎徹役で大注目の俳優・高橋健介さんにインタビューしました!
《今、推し注目男子》蜂須賀虎徹役で大注目!の高橋健介さん
たかはし けんすけ
1994年12月24日生まれ、東京都出身。2014年に俳優デビューし、ドラマ『ウルトラマンX』で主演を務める。ミュージカル『刀剣乱舞』には蜂須賀虎徹役として2016年から出演。
細部までこだわったビジュアルに自信!
―― ’16年の「幕末天狼傳」からミュージカル『刀剣乱舞』(『刀ミュ』)に参加していますが、4年間で感じる注目度の変化は?
「ここまで大きな波ができるとは思っていなかったし、海外でも受け入れられるほど一つのカルチャーとして根づいたことは本当に驚きでした!」
――『刀ミュ』の魅力は、どんなところにあると思いますか?
「『刀ミュ』はゲームが原案なので、静止画を参考にしながら、動きはミュージカルチームで試行錯誤して作り上げていきました。正解が一つじゃない、可能性の広がりが魅力だったと思います」
――2.5次元作品といえば、ビジュアルの再現度も見どころですよね。
「特に『刀ミュ』のヘア&メイクチームはトップレベル。原案のビジュアルに忠実に、かつキャストに合わせて一人ひとり入念に作り上げてくださるんです。2018年に『NHK紅白歌合戦』に出場したときは、リハーサルのために、早朝からメイクを始めましたからね(笑)。衣裳やかつらも細部にこだわって改良してくださるので、本当にすごいと思います」
――9月からは2020年版の「幕末天狼傳」が上演されます。2.5次元作品にふれたことがない読者にメッセージを。
「新撰組にスポットを当てたストーリーなので初めての方でも楽しめますし、6振りの個性豊かな刀剣男士が登場するので、好みのキャラクターが見つかるはず。新しい趣味を見つけたい方は、とにかく一度、だまされたと思って観てほしいです!」
ゲームから誕生したミュージカル『刀剣乱舞』
名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”たちが歴史改変をもくろむ敵と戦う、大人気ゲームを原案とした2015年から続くミュージカルシリーズ。1部では重厚なドラマを描き、2部ではライブを繰り広げる二部構成が特徴だが、ほかにもさまざまな形態の公演を多数上演!
日本だけでなく海外のファンも虜に!
2017年1月に初海外公演を上海で実施。2018年7月には日仏両国が連携する大規模な複合型芸術イベント「ジャポニスム2018 響きあう魂」へ公式企画として参加しパリ公演を成功させた。
キャストの再現度がすごい!
高橋さんが演じる蜂須賀虎徹は、江戸時代に活躍した刀工、虎徹作の打刀。贋作が多いことで有名な虎徹の真刀。その風格も美しさも申し分ない。
ミュージカル『刀剣乱舞』〜幕末天狼傳〜
出演/佐藤流司、鳥越裕貴、有澤樟太郎、阪本奨悟、高橋健介、伊万里有ほか
公演/ 9 月20日〜10月10日
天王洲 銀河劇場(地方公演あり)
(高橋さん)シャツ¥28000・ロングカーディガン¥64000/ヨウジヤマモト プレスルーム(グラウンド ワイ)
撮影/斎藤大嗣 ヘア&メイク/秋月庸佑〈traffic〉 スタイリスト/渋谷美喜 取材・原文/松山 梢 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年9月号掲載
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