BAILAレギュラーモデル・松村沙友理の連載「Sayuri/recurrent(さゆりかれんと) 松村沙友理の大人学」。
ここでは、本誌に掲載しきれなかったアザーカットや、撮影当日のエピソードを、編集担当がレポートします!
今回は、松村沙友理の好きな漫画の話。
松村沙友理の「人生の中でも重要な漫画たち」
ふだん、家ではどんなことをしているの?と松村沙友理さんに質問すると、こんな答えが。
「漫画読んで、アニメ見て、地上波のテレビも好き! 集中して見ているときも、そうでないときも何かしら画面がついてることが多いかも。」
ということで、今回は椅子やラグなどインテリアを集めたセットの中に、私物のお気に入りコミックスを数冊持ち込んでもらって撮影をしました。最近ではコミックスを電子版で購入することが増えたという松村沙友理さん。自宅から持ってきてくれた愛蔵のコミックスには、きちんとビニールのカバーがかけてありました。
「今日持ってきたのは、人生の中でも重要な作品と言える漫画たち。これまでに何度も、そしてこれから何度でも読み返す漫画です。」
『まほらば』(小島あきら/スクウェア・エニックス)
『うせもの宿』(穂積/小学館)
『まほらば』は都会にひっそりとたたずむアパート・鳴滝荘を、『うせもの宿』は”なくしたものが見つかる”宿を、舞台にした作品。アパートに集う個性豊かな住人をケアする大家の梢さんは女子高生、宿を訪れる客を静かに迎える女主人は少女の見た目をしている。
客人を不思議な存在感で包み込む、年若い女主人が登場するところが共通点ではあるけれど…?
「小島あきら氏の作品とはの出会いは小学生。一方、穂積さんの作品を知ったのは大人になってから。
どちらの作品も、感情の描き方がとても好きなんです。
とくに、オタクの世界に足を踏み入れるきっかけになったのが、小島あきら氏!
『まほらば』以外にも『まなびや』や『わ!』など、登場人物たちのムードが心地いいし、設定資料本も読み込んでます。
どんなところが心地いいかっていうと、やっぱり小島あきら氏の感情表現がいいんですよ!
嬉しい気持ちになっているキャラクターの頭の上に”ぽわわーん”とか、びっくりしたら”ドキーん”とか。
ちょっと昭和っぽい、擬音語や擬態語で表現しているところがいいなって思います。
漫画は、私にとって人の気持ちを想像したり、知ったりするための教科書みたいなものでもあるんです。」
撮影中、お気に入りの漫画のページをめくるやさしいまなざしが印象的でした♡
この記事では、思わずきゅんとする2枚のアザーカットを初公開します!
BAILA本誌連載およびこのバックステージレポートでは、松村沙友理さんの”いま”をお伝えしていきます。次回もぜひお楽しみに!
〈インテリア〉椅子「サファリチェア」¥135300/カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京 フロアライト¥114400/ルイスポールセンジャパン シェルフ¥115500(ステープル)・ファーラグ(参考商品)/タイトルズ ラグ¥35200(ルーマー)・クッションカバーピンク¥9900(エルヴァン)・クッション茶¥14300(リソワ)・本を立てかけたオブジェ¥25300(クリスティーナ ダム スタジオ)・スノードーム¥15950(グラス&リヒト)/リビング・モティーフ テーブル¥35200・ブランケット¥30800/ヘイトウキョウ スツール¥55000(ヘム)・マグカップ¥3630(ウォンキウェア)・花瓶(ピンク)¥2970・球体オブジェ¥2750/アクタス 花を生けたフレーム¥8250・クリップ¥5500・ナプキン¥3080・プライス&ケンジントンのポット¥4290・リールのルームシューズ¥9900/ブルペン 花瓶(紫)¥6900・(大理石)¥9900・ボウル¥7900・一輪挿し¥5900/ソーワットヴィンテージ その他/スタイリスト私物
〈衣装〉ニット¥17600/ホワイトジョーラ(アンサイド) パンツ¥18810/イロジカケ
撮影/今城 純 ヘア&メイク/美舟〈SIGNO〉 スタイリスト/辻村真里(人)、岩佐知布由(物) モデル/松村沙友理 取材・文/本誌編集部