好奇心旺盛でフットワークが軽く、人との交流も積極的!たとえ失敗しても、それを素直に受け入れる強さをもつジェシーさん。もともとはネガティブだと語る彼ならではのプラス思考に迫ります。スペシャルインタビュー前後編の後編です。
SixTONES・ジェシー
ジェシー
じぇしー●1996年6月11日生まれ、東京都出身、O型。SixTONESのメンバーとして、2020年1月22日にCDデビュー。圧倒的な歌唱力と抜群なスタイルからは想像もつかないほどのギャグマシーンで、バラエティ番組にもひっぱりだこ。11月2日にはSixTONESの8thシングル「Good Luck!/ふたり」が発売に。両A面のうち「Good Luck!」は主演ドラマの主題歌に。
大好きなお笑いという世界を舞台にした作品に関われたことが幸せ!
現在放送中のドラマ「最初はパー」で地上波連ドラ単独初主演を飾る。
日頃からお笑い好きを公言し、プライベートでも多くの芸人たちと交流のあるジェシーさんだが「緊張とプレッシャーがハンパない!」と語った。
「番手なんて気にしないでいたいのが本音。初主演と大きく打ち出されてしまうと、プレッシャーがどんどん自分にのしかかってきます。でも、話題にならないのは寂しいし、期待されないのもやるせないから、複雑な気持ちなんですけどね(笑)。若い頃は新しい世界にがむしゃらに挑むことができたけど、いろんな経験を積んだ今は、何も考えないなんてことはできなくなりました。セリフ量が多くて、“かんだらどうしよう?”と焦ってしまうときは、“人間誰でもミスるもの”って思って気を楽にしたりとかね(笑)。“なんでオレなんだろう?”と自信がなくなったりもします。でも、ジャニーさんに言われた“試しにやってみたらいいんだよ!”という言葉を思い出しながら、自分の運を武器に頑張っていきたいです」
いつも笑顔を絶やさないジェシーさんだが、気分が沈んでしまうときはどうしているのだろうか。
「オレも人間だから、元気がないときはもちろんありますよ。メンバーが盛り上がっていても、外からそっと見ているだけのときもあるし。ただ、周りにバレないようにはしています。そういう気持ちって伝染すると思うから。家に帰って、風呂場で“なんなんだよ!”て吐き出しながら、好きな音楽を歌っていると気分が晴れてくる。落ち込んでもうまく切り替えて、“人類の中でいちばんオレが幸せ♡”だと思って生きています」
もともとはネガティブな人間。だからこそ、プラス思考を心がけて毎日をエンジョイしています
金曜ナイトドラマ「最初はパー」
テレビ朝日系 金曜23時15分~ ※一部地域を除く
出演/ジェシー(SixTONES)、市川猿之助、小籔千豊ほか
何をやっても中途半端な政治家の息子・利根川豪太(ジェシー)が、ひょんなことからお笑い養成所に入学。そこで出会った澤村銀平(市川)や鬼講師の相田忠則(小籔)らと、ときにぶつかり、励まし合いながら、プロの芸人を目指して奮闘する。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2022年12月号掲載