宮本茉由さん初主演映画『鳩のごとく　蛇のごとく　斜陽』11月4日公開！恋と革命に生きる女性を演じる

モデル・女優として活躍する宮本茉由さんの初主演映画『鳩のごとく　蛇のごとく　斜陽』。太宰治の名作『斜陽』執筆75周年を記念して制作された本作品で、宮本さんは“革命的な”恋に生きるヒロインの島崎かず子を演じています！

1947年に出版され大ベストセラーとなった太宰治の名著『斜陽』。“斜陽族”と流行語も生まれ社会現象となったこの小説の執筆75周年を記念し、映画化された本作。戦後の日本を舞台に、没落貴族の娘 島崎かず子と彼女が想いを寄せる年上の作家 上原との恋の物語です。

主演を務めるのは宮本茉由さん。なんと今回が映画初出演にして初主演。圧倒的な美貌と演技力、将来性を高く評価され大抜擢！　道ならぬ恋に突き進んでいく27歳のかず子を、切なくも強く、自分の意志と愛情を持った女性として演じています。

本作の舞台となるのは、終戦を迎えた昭和20年。住み慣れた土地を離れ、激動の時代を懸命に生き抜くことを決意したヒロイン島崎かず子。弟を探すため上京したかず子はかつて“一夜の恋心”を目覚めさせた年上の作家、上原と再会。再び出会った二人は恋に落ちるが、上原には妻と子供がいて…。

かず子の年の離れた恋の相手、作家上原二郎役には安藤政信さん。

道ならぬ恋だと知っていても「私の生きがいはあなたを愛して子供を産むことなの」と古い道徳に争い、上原との恋にかけるかず子。上原とのシーンはどれも、かず子の強い愛を感じる印象的なシーンばかり。美しく、激しく、切なく…ヒロインを演じ切った宮本さんは必見！

他にも、戦争で没落した貴族の一家の女当主でありながら、その誇りを忘れない“最後の貴婦人”と称されるかず子の母親役には水野真紀さん。アイデンティティーを確立できず破滅へと歩を進める弟、直治役には奥野壮さん。さらに柄本明さん、萬田久子さんなど豪華俳優陣が脇を固めます。


戦争に敗れ、それまでの生活や価値観が大きく変わらざるを得なかった時代を背景に描かれた本作品で、これまでの価値観と抗い自らの真情を貫いたヒロイン。さまざまな不安が広がる現代に置き換えても、信じることで生まれる強さや明日への希望を持つことの意味を考えさせられる作品です！

『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』
太平洋戦争が終わった昭和20年、没落貴族となったかず子と母は困窮してゆく生活の為に東京西片町の実家を売って西伊豆で暮らすことになった。「歳の離れた資産家に嫁いだらどうか」と言い出す母にかず子は激怒し「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧かれ」というイエスの言葉とともに6年前の出来事を思い出す。

11月4日（金）TOHOシネマズ日本橋他全国ロードショー
10月28日（金）TOHOシネマズ甲府、シアターセントラルBe館にて先行ロードショー
©️2022『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会

宮本さんは現在、テレビ朝日系ドラマ『ザ・トラベルナース』に准看護師 弘中スミレ役で出演中。かばんひとつでさまざまな街を渡り歩く、岡田将生さん演じるトラベルナースを描いだ話題作。宮本さんは、婚活に励む准看護師を熱演。かつては高みを目指していた時代もあったようで…!?　テレビ朝日系で毎週木曜21時〜放送中です。

宮本茉由さん主演映画『鳩のごとく　蛇のごとく　斜陽』は、11月4日より全国で公開です。ぜひ劇場に足を運んでみて！