CDデビューから18年がたった今も活躍ぶりはめざましく、アイドルという枠にとらわれない、5人のスタイルを確立した関ジャニ∞。無限大の可能性を追求してたどり着いた、自分ルールやこだわりに迫ります。今回は村上 信五さんのインタビューをご紹介。
関ジャニ∞ ・ 村上 信五
村上 信五
むらかみ しんご 1982年1月26日生まれ、AB型。個性豊かなメンバーをまとめ上げるツッコみ隊長。現在、「月曜から夜ふかし」(日本 テレビ系 月曜22時~)、「午前0時の森」(日本テレビ系 月曜23時59分~)、「村上信五のだれかおるやろ!」(東海テレビ 水曜25時35分~)に出演中。
周りにゆだねながら、グループもソロ活動も進化し続けるのが目標
「仕事でもプライベートでも一貫しているのは、周りの人の判断を大切にすること。“僕はこんな人です!”って自分を押しつけることも嫌いやし、“こういう性格だからこう扱ってね”とか横柄なことも言いません。
仕事柄、いろんなパブリックイメージを持っていただいているので、金持ちキャラでも明るい兄ちゃんキャラでも、なるべくそれに寄り添いたい。自分から可能性を狭めたくないんですよ。海外に行ったら向こうの文化に合わせるのと一緒で、“郷に入ったら郷に従う”。これはもう経験やなと思います。若い頃に無意識に抱えていたこだわりが、年齢やキャリアを重ねるごとに自然とそぎ落とされてきての今なのかなと。
ファッションはもともとこだわりゼロで、上下ジャージで現場に行き、友人にもダメ出しをくらうほどでした(笑)。それでもかまへんと思っていた頃、北野武さんとご一緒してから意識が変わりました。きっちりしたスーツ姿で現場入りされて、コント衣装でめいっぱいふざけて、またスーツで帰られる姿を見て、反省。おしゃれは礼儀なんやなと。
そこからワードローブ一式をスタイリストさんに見繕ってもらい、自分なりにやりくりするように。物持ちはいいから、17歳の誕生日にニノからもらったデニムや、20歳のお祝いにタッキーがプレゼントしてくれたエンジニアブーツは大切に使っています。
グループ活動も18年を過ぎれば、“すべてメンバーのために”の精神です。家族でも友達でも仕事仲間でもない、特別な存在やからこそ自分ありきで動くことはない。目を見たらコンディションもわかるほどの仲ですしね。これからも僕ららしく一緒に過ごしていけたらいいですね」
関ジャニ∞
かんじゃにえいと●2004年8月25日に「浪花いろは節」でCDデビューを果たす。現在、「関ジャニ∞のあとはご自由に」(フジテレビ系 月曜24時55分~)、「関ジャム完全燃SHOW」(テレビ朝日系 日曜23時~)のレギュラー番組がある。12月17日~2023年1月15日まで、約3年ぶり、通算9度目となるドームツアー『関ジャニ∞ドームLIVE 18祭』を開催。
『KANJANI∞ STADIUM LIVE 18祭』
関ジャニ∞ ¥5500/インフィニティ・レコーズ
大盛況だったスタジアムLIVE『18祭』の日産スタジアム2日目を余すところなく収録。ダンス&バンドナンバー、ジャニーズメドレーに加え、エイトレンジャー、野外ライブならではのド派手な演出が目白押しの内容に!11月30日に発売。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2023年1月号掲載