CDデビューから18年がたった今も活躍ぶりはめざましく、アイドルという枠にとらわれない、5人のスタイルを確立した関ジャニ∞。無限大の可能性を追求してたどり着いた、自分ルールやこだわりに迫ります。今回は横山 裕さんのインタビューをご紹介。
関ジャニ∞ ・ 横山 裕
横山 裕
よこやま ゆう 1981年5月9日生まれ、A型。バラエティ番組でのトーク力や、ドラマでの演技に定評がある一方、実は人見知りでシャイというギャップがある。現在、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK総合 月~土曜8時~)、「ちまたのジョーシキちゃん」(関西テレビ 金曜19時~)に出演中。
約束は必ず守る。借りは返す。マイルールはこんなもん!
「僕は筋を通さない人が苦手。事実を無視したり、言い逃れで何のつじつまも合わない言動って、なんか男らしくないでしょ。どんなときでもキッチリ筋を通したい。関西人だからなのかな。何かしてもらったら、“何倍もお返しせな!”ってなるんですよ。義理人情を大事にする文化で育っていますから(笑)。
大切なことはそんくらいで、ほかは特にありません。たとえば、食にもそこまで興味がないし、食べられればええというスタンス。外食するにしても近所でパパッとすませるほうが楽だし、グルメな店を予約して出かけるのは苦手で……。毎日同じものを食べるのも問題なし。こんなん言うてたら、つまらない男認定されそうですが(笑)。
仕事に対する姿勢もやる気がないわけではないけど、こだわりとかはなんもない。目の前にあるものをやらせていただく。ただ、それだけ。年齢とともに背負うものはどんどん大きくなっていますが、10代の頃にはすでに、責任ある仕事だという自覚が芽生えていました。
ただ、以前より周りのことも考えられるようになったのは、心に余裕が生まれたからかもしれません。僕らについてくれているスタッフたちがどんだけ見えないところで動いてくれているのかを知った以上、きちんとやらないといけない。昔は気づけませんでしたけどね。
若い頃は“売れたい!”という一心でがむしゃらだったんですよ。ま、よくも悪くも、若いときにしかできないことってあるし、勢いみたいなもので突っ走ってきた経験は無駄ではなかった。ただ、それを30代過ぎてやっているのはどうなのかなと。
自分たちがよければいいやではすまされない。これからも視野や世界を広げていかないと、と思ってます」
関ジャニ∞
かんじゃにえいと●2004年8月25日に「浪花いろは節」でCDデビューを果たす。現在、「関ジャニ∞のあとはご自由に」(フジテレビ系 月曜24時55分~)、「関ジャム完全燃SHOW」(テレビ朝日系 日曜23時~)のレギュラー番組がある。12月17日~2023年1月15日まで、約3年ぶり、通算9度目となるドームツアー『関ジャニ∞ドームLIVE 18祭』を開催。
『KANJANI∞ STADIUM LIVE 18祭』
関ジャニ∞ ¥5500/インフィニティ・レコーズ
大盛況だったスタジアムLIVE『18祭』の日産スタジアム2日目を余すところなく収録。ダンス&バンドナンバー、ジャニーズメドレーに加え、エイトレンジャー、野外ライブならではのド派手な演出が目白押しの内容に! 11月30日に発売。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2023年1月号掲載