ハイレベルなダンスパフォーマンスに定評があるTravis Japanが、2022年10月28日についに世界メジャーデビュー。3月からのL.A.での武者修行を経て夢への第一歩を踏み出したグループの、パワーアップの軌跡がここに――。今回は川島如恵留さんスペシャルインタビューを紹介。
Travis Japan・川島如恵留
川島如恵留
かわしま のえる★1994年11月22日生まれ、東京都出身。O型。グループの最年長は、高学歴ジャニーズが集う"ジャニーズクイズ部"に所属し、宅建の資格も所持。ダンス、歌、演技、学業となんでもこなすパーフェクトマン。
デビューはゴールではなく夢の実現に向けたひとつの通過点にすぎない
「念願だったデビューが決まったときは心からホッとして、肩の力が抜けました。松松(松田&松倉)とシメ(七五三掛)が泣きくずれて、ちゃか(宮近)と(中村)海人と(吉澤)閑也は“よっしゃ!”ってテンション上がって、僕は放心状態。その後は、泣いている3人の介抱に必死でしたね(笑)。ただ、浸っている時間はなく、デビュー日までに結果を出して、日本で応援してくれているみんなに恩返しをしないとなと思っていました」
「L.A.では一日一日が勝負で、緊張感のある生活でした。気が張り詰めて、精神的にもしんどかった。でもデビューできると聞いてからは、新たな目標に向かって自然と意識が高まっていったのを覚えています」
「ほかのグループに所属したことがないからうまく比較はできませんが、Travis Japanは特殊なのかな?これといった決まりごとがないんですよ。強いていえば、誰かが“〇〇しちゃってもいいですか?”って聞いたら、全力で“賛成!”って言うのが僕らのお約束。ライブ前の円陣でも使うし、リハーサルでも大声で言う気合の言葉です」
「今振り返って大切な時間だったと思うのは、留学期間中の定例会ですね。それぞれが言いたいことを吐き出せるように作ったんです。メンバー同士、何度もぶつかったりもしたけど、そのうちわざわざ時間を設定しなくても、“ちょっと話したいから、今いいかな?”みたいな感じで、自然に集まって話すようになって。この経験を通じてひと回りもふた回りも絆が深まったことは、今後のグループの進化にも絶対いい影響があるはず!」
Travis Japan
とらゔぃすじゃぱん◆マイケル・ジャクソンの振付師トラヴィス・ペイン氏による選抜で結成された7人組ユニット。2022年10月28日にデジタル・シングル「JUST DANCE!」でメジャーデビュー。“トラジャ”の愛称にちなみ、2022年は干支と九星術の組み合わせで最も運気が強い36年ぶりの五黄の寅年にデビューを果たした。『Travis Japan Debut Concert 2023 THESHOW~ただいま、おかえり~』が2023年1月から3月にかけて開催決定。
デジタル・シングル「JUST DANCE!」
Travis Japan キャピトル・レコード
ジャニーズとしては初の試みとなるデジタル配信のみの全世界デビュー曲「JUST DANCE!」が絶賛発売中。全英語詞の、’70s~’80sディスコ調の軽快なダンスナンバー。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2023年2・3月合併号掲載