音楽好きのライターが、バイラ読者におすすめの音楽をご紹介。今回は、今年デビュー30周年を迎える斉藤和義の新アルバム『ROCK’N ROLL Recording Session at Victor Studio 301』をピックアップ!
ナビゲーター
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戸塚真琴
夏が近づいてきて、推し活が忙しくなるような予感⁉ カムバからツアーまでできる限り追いかけていきたい!
デビュー30周年を記念した、スタジオ一発録りアルバム!
幼い頃、「ポンキッキーズ」(フジテレビ系)から流れてくる、「歩いて帰ろう」が大好きだった。そんな記憶を持つバイラ読者に聴いてもらいたいのが、今年デビュー30周年を迎える斉藤和義の新アルバム。
過去リリースしてきたオリジナルアルバム22枚の中から、自身がセレクトした12曲を現ツアーメンバーとともに、緊張感のある一発録りで完成させた一枚だ。自他ともに認めるライブアーティストというだけあって、臨場感あふれるセッションはまさにロックンロールのライブそのもの。独特の高音ボイスはそのままに、もともとの音源とは異なるアレンジが入るなど、ファンならずともワクワクするアルバムになっている。
もちろん、あの頃毎日のように聴いていた曲も収録。時代を経ても色あせることがない、むしろ今聴いても圧倒的にかっこいいメロディと、歌声は圧巻だ。
8月にはデビュー30周年記念の全国ツアーも控え、これからの活動もますます目が離せない。
『ROCK’N ROLL Recording Session at Victor Studio 301』
¥3520(通常盤) Victor/SPEEDSTAR RECORDS
デビュー30周年を迎える年にふさわしい、本人が厳選した12曲を緊張感のある一発録りでレコーディングしたアルバム。7月26日にリリース。
斉藤和義
シンガーソングライター。1993年にデビューし、翌年にリリースされた「歩いて帰ろう」で一気に注目を集める。9月まで全国ツアーが続く。
イラスト/ユリコフ・カワヒロ ※BAILA2023年8・9月合併号掲載