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【SixTONES 京本大我】「BLUE OF LIBERTY」で紡がれた明日へのときめき♡ 彼氏感MAXの東京Zepp Haneda公演をレポート!

京本大我さんがSixTONESの活動を超えて手がけたクリエイティブ・プロジェクト「ART-PUT」。そして、その名にふさわしいアイデアと情熱が散りばめれた初のライブツアー「BLUE OF LIBERTY」が、6月17日、東京・Zepp Hanedaで行われました。アーティストとしての今を全身で伝える、「魂のこもった一夜」をレポートします! きっと、あなたの心にも響く“ときめき”が見つかるはず!

ライブツアー『BLUE OF LIBERTY』東京・Zepp Haneda公演で、紫のスーツ姿で力強く歌う京本大我さん。背後には“腫れ物”の文字が映し出され、色鮮やかな照明がステージを彩る。

CONTENTS

  1. 全曲作詞・作曲を手がけたアルバム『PROT.30』の熱量
  2. ロックスターと大人の余裕を感じる! 演出と衣装
  3. 心がほどける♡彼氏感あふれた「言葉」のやりとり
  4. 大人だからこそ愛おしい、「青」という「未完成な感情」
  5. 「好きなものは、好きでいていい」京本大我からのメッセージ

全曲作詞・作曲を手がけたアルバム『PROT.30』の熱量

今回のツアーは、京本さん自身が全曲作詞・作曲を手がけたというアルバム『PROT.30』を携えてのもの。19歳の頃から書き溜めていたという歌詞やメロディーの数々が形となり、ファンの前で披露されたステージは、まさに“感情の結晶”のような時間が流れていました。

「全曲に自分のメロディーラインや、歌詞に込めた想いが存分に詰まっている」という強い意志は、オープニングナンバーから、ビシビシと伝わってきます。曲ごとに異なる音楽性の中にも、共通してあるのは心の内側から出たような言葉のリアリティ。30代という忙しい日常の中でも、ふと立ち止まりたくなるような歌詞や背中を押してくれるようなメロディ、客席を埋め尽くす波のようなブルー&ピンクのマフラータオルの海に、どんどん惹き込まれていきました。

オープニング曲「Die another day」でスポットライトを浴びた瞬間の京本大我さん

ロックスターと大人の余裕を感じる! 演出と衣装

開演と同時に登場したのは、ギターを掻き鳴らしながらオープニングの「Die another day」を歌う京本さん。しかも曲の後半まで、その姿はバックライトに照らされて映るシルエットのみ! 放たれるオーラに会場の空気は一気に高まり、ようやくスーツ姿&サングラスの表情が浮かび上がった瞬間、客席はさらに大きな歓声に包まれました。(この演出、カッコいいなぁ〜)と見惚れているのもつかの間、そこからの展開は、まるで一つの短編映画のよう。

ライブハウスという親密な空間でありながら、ミラーボールのきらめき、炎やレーザーの演出が加わることで、会場は一気にスケールアップ。骨太なロックサウンドに身を委ねながらも、目に映る世界はスタイリッシュで洗練されていて、まさに「大人女子」に向けたようなライブの趣き。衣装も演出も、自分自身の世界観を隅々までディレクションしている印象で、アーティスト・京本大我の強いこだわりとセンスが感じられました!

心がほどける♡彼氏感あふれた「言葉」のやりとり

熱量高めのステージの合間、MCタイムは一転して、“距離感ゼロ”の彼氏感あふれる空気に。客席からの「大好き〜♡」というラブコールに、一瞬、言葉に詰まった京本さん。

 

「オレ(も!と思わず言いたくなった?)…あ〜!なんでもないわ。ちょっと、ミスった〜」と照れた様子でうつむきながら、「そういうこと(気持ちを口に出すこと)、言いたくなくて曲を作ってるのに!!」「今までの公演では言ってないんだよ?」「いいの? 争いが起こるよ!」と、ちょっとすねたようでいながらも、客席の大きな反応には嬉しそう(笑)。

そしてついに、「もう〜わかったよ。大好き!」と、観客に向かって、愛の返答を宣言してくれました。それだけでは終わらず、「いいんだね。『大好きを言い合うだけの関係』で。形式はいらないのね? えっーと…俺は何を言っているんだ…」と、急に我に返る天然トークに、客席は爆笑&きゅんの同時発生♡ 

ツンデレのようだけど、「ツン」にはなりきれない京本さんの絶妙な温度感が、「彼氏感MAX」だったことは言うまでもありません。

ロックなステージとのギャップ、そして言葉を届けようとする不器用さと誠実さ。大人女子の私たちがちょっと忘れかけていたときめきを、そっと思い出させてくれたようでした!

SixTONES京本大我、初のライブツアー『BLUE OF LIBERTY』東京・Zepp Haneda公演でのパフォーマンス。観客に笑顔で語りかける京本さんのライブショット

大人だからこそ愛おしい、「青」という「未完成な感情」

今回のセットリストは全16曲。ストレートなロックナンバーから、ピアノバラード、少しクセになるようなミドルテンポまで、バリエーションに富んだ楽曲が続きます。けれど、どの楽曲にも通底するのは「青さ」というキーワード。まっすぐで、少し不器用で、けれど心に真っ直ぐ届いてくる初期衝動のような感情です。「BLUE OF LIBERTY」というツアータイトルも、「青=未完成な感情」をポジティブにとらえたもの。大人になっても何かに夢中になっていい。自分の感性を信じていい。そんなことを教えてくれるようでした。

「好きなものは、好きでいていい」京本大我からのメッセージ

自身の手で撮影したビジュアルやアートワーク、そして音楽。そのすべてが京本大我という表現者を、多面的に浮かび上がらせていたライブ。

骨太な音楽と、やわらかな言葉と、圧巻のステージ。プラス、心をゆるませてくれる笑顔。すべてを自然体で届ける京本さんの姿に、今を生きる自分を少し肯定されたような気がした「BLUE OF LIBERTY」。感性のままに生きて、それを恐れない尊さを教えてくれる今回のステージには、「明日もがんばろう」と思った観客の人はきっと多いはず! 「何かを表現したい」「やってみたい」。そんな気持ちが心の中に眠っている人にこそ、届いてほしいステージでした。

音楽を通して、「自由な青」を追い続ける京本大我さんの旅は、まだまだ続いていきそうです。

 

  

取材・文/井尾淳子

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