「かたづけ士」としてこれまで2500人に片づけ指導を行ってきた小松易先生によると、「デスクが片づいていると、時間を効率的に使えるし、気持ちよく仕事ができて、ものごとの優先順位もよくわかる。つまり、デスクがきれいな人は仕事がデキる人なんです!」と断言。そこで今回は、コールセンター業務に携わるアラサーOL、Iさんのデスクを見直してみます。
コールセンター業務で常に迅速な対応が求められるというIさん。「常にぱっと必要なものが取り出せる状態にしておきたいし、そのためには多少乱雑でも仕方ないと思っています」。でもよく見ると、デスクには業務に関係のないお菓子やお茶、私物類が出しっぱなし。「引き出しにしまいたいとは思うのですが、あまり片づいてなくて、ついこのままになっちゃうんです」。「あるある…」と思わず共感してしまう読者の方も多いのではないでしょうか。次ページからは、Iさんの片づけのクセを活かしたBeautifulデスクづくりのためのステップを追ってみましょう。
書類の数は減らせなくても、机上に空きスペースが増えたことで自分のエリア内に収められるように。前よりもさらに書類に手が届きやすくなり、作業スペースも広くなったら、仕事がしやすいことに気がついて、お客さまからの電話対応もスムーズに! ぜひみなさまも、デスクの上を見直してみてくださいね!
撮影/中澤真央 原文/遊佐信子