読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第392回は「欹てる」の読み方です!

今日のお題【欹てる】
「欹てる」、正しく読めますか?
「耳を○○○てる」が、大ヒント!
■ヒント
「欹てる」の意味は
「①一方の端を高くする。②注意力を集中する。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「彼が何を話しているか気になり、こっそり耳を欹てる」
「群衆は耳目を欹てて市長のあいさつに注目した」
↓↓↓
正解は……
■正解は…

正解は、「そばだてる」でした!
今でこそ集中して注意を払う意味で使われますが、古文では「枕をそばだてる」といったように端を立てる意味として使われることが多かったようです。
取材・文/高橋夏果