読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第416回は「忝い」の読み方です!
今日のお題【忝い】
「忝い」、正しく読めますか?
時代劇のセリフで聞くことがあるかも。
■ヒント
「忝い」の漢字の意味は
「人の好意や恩恵などを受けて、身に過ぎて感謝に堪えない気持ちだ。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「当たり前のことをしただけなのに御礼をいただいてしまい、忝い気持ちでいっぱいです」
「取引先へのメールとはいえ、『誠に忝く存じます』は硬すぎじゃない?」
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正解は……
■正解は…
正解は、「かたじけない」でした。
■これも「かたじけない」と読みます
「辱い」もかたじけないと読みます。
辞書によっては、「辱い」は「恥ずかしい」
「忝い」は「感謝に堪えない気持ち」と意味が違うと記載されていることもあります。
使う相手によっては意味の違い感じる人もいるかもしれないので、注意してみてくださいね。
取材・文/高橋夏果