読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第436回は「蟠り」の読み方です!

今日のお題【蟠り】
「蟠り」、正しく読めますか?
モヤモヤする、そんな言葉です。
■ヒント
「蟠り」の漢字の意味は
「①人と人との間に感情的な不満感があること。②物事の進行に支障となるもの。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「友人との間に感じていた蟠りが消えた」
「ミスコミュケーションは蟠りのキッカケになる」
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正解は……
■正解は…

正解は、「わだかまり」でした。
■由来は、へび!?
「蟠」はそれだけで、とぐろを巻くという意味があります。
蛇がぐるぐるととぐろを巻いている様子から「複雑ですっきりしない」に繋がり、「蟠り」になったと言われています。
■ちなみに、虫の名前でもあります

「蟠」は「わらじむし」とも読みます。わらじむしは、ダンゴムシのようにくるっと曲がるワラジムシ科の虫のこと。とぐろを巻く蛇となんとなく通じるものがありますよね。
取材・文/高橋夏果