仕掛け人はかつて日本酒を造っていた蔵元
仕事帰りにもサクッと立ち寄りやすい場所なのに、どこか懐かしい町家の趣。それはあえて古い梁や壁、屋根などはそのままに、部分的にデザインを加えているから。木製のカウンターや階段、テーブルなど、作り手の個性が感じられる直線的なデザインに、民族調のクッションを合わせたり、温かみのある空間は居心地も抜群。
ヒネリが効いた創作メニューが秀逸!
さらにうれしいのが、お酒にぴったりの創作系アテ。「卵黄の西京味噌漬け」「クラフトビールのウォッシュチーズ」「人参とクレソン、黒ゴマのサラダ」(写真)、「九条ネギとグリュイエールチーズのだし巻き卵」(写真)などなど、ほとんどが1000円未満の小皿料理が200円代から! ちょっとだけ飲むつもりが、ついついいろいろ食べたくなってしまう"キケンな"メニューです。使われている印判皿などの和食器の多くは、オーナーの蔵に眠っていたものだそう。
スケジュールやイベント詳細はHPでチェックを。フライヤーのデザインもイケてます!
さらに朗報。8月には、京都五条にクラフトビールと日本酒、創作のお料理と、レコードの奏でるアナログ音楽をテーマにした、小さな姉弟店が始動する予定!また、関東の方には目黒に姉妹店「Another8(アナザーエイト)」が2017年4月にオープンしたばかり。ぜひ足を運んでみて。
住所:京都市中京区烏丸通御池上ル二条殿町545
☎075(741)6492
営業時間:17:00〜1:00
不定休
取材/天見真里子 撮影/佐藤純子