有名餃子店「按田餃子」の店主がバイラ読者のためにオリジナルのレシピを考案! モッチモチな皮の作り方と、イタリアンなトマトとモッツァレラのベジタリアン餃子のレシピをご紹介します。
【基本の皮の作り方(10枚分)】

1.強力粉(70g)と水(35g、翡翠色の餃子は市販の青汁ジュース35g)をボウルに入れ、菜箸1本でざっくり混ぜる。皮の枚数を増やすときは、水分は強力粉の半量を入れて


2.指でかるく押しながらひとまとめにしていく。粉っぽさがなくなってきたらボウルを逆さまにし、生地を5分やすませる

3.約30秒こね、5分やすませる。この作業を3回繰り返すと、生地はやわらかく、つるっとなめらかになり、まとまりやすく。途中、水を足すと生地がゆるくなるので追加しないよう注意

4.生地を等分にしやすいよう、まな板などの上にのせて手で細長い棒状にのばし、包丁で切って10等分にする。指でつまんで生地をのばし、直径約7㎝まで広げたらでき上がり!
【トマトとモッツァレラの餃子の作り方】

皮にプチトマト、モッツァレラチーズ、バジル、ケッパーをのせて包んだら、食べる直前にオリーブ油をかけるだけ。するとあら不思議……具とモチモチの皮とのペアリングは、焼きたてのマルゲリータピザを食べているよう。

●材料(10個分)
プチトマト…5個(半分に切る)
モッツァレラチーズ…50g(10等分に切る)
塩漬けケッパー(なければ塩)…10粒(小さじ1/4)
バジルの葉…2枚(10等分にする)
オリーブ油…適量
●ゆで方
沸騰させたたっぷりのお湯で約4分ゆでる
撮影/江原隆司 スタイリスト/中里真理子 調理/按田優子 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺真衣〈BAILA〉 ※BAILA2020年3月号掲載