インスタグラムでお酒とおいしいものにまつわる情報を配信しているツレヅレハナコさん。そんな彼女に、夏にぴったりの爽やか白ワインに合う、簡単で、おいしくて、映えるレシピを提案していただきました。
教えてくれたのは…
ツレヅレハナコさん
強靭な胃袋を持つ女性編集者。『ツレハナ亭の家飲みごはん』(エイ出版社)など著書も多数。お酒とお酒に合う食事への愛にまみれたインスタグラムも大人気。アカウントは@turehana1。
【with 白ワイン】
白ワインはバターと相性がよく、今回は鶏肉にパセリを加えた香りのよいソースをからめて。さっぱり系トマトサラダ、コク深いじゃがいものヨーグルトソースを合わせてペアリングを楽しんで。焼き、レンチン、生のまま……すべて調理法が違うから、3品同時進行で作れます。
じゃがいもの明太子ヨーグルトソース
ピンク色のヨーグルトソースははっきりいって映えます(笑)。じゃがいもなどほくっとした野菜のほか白身魚にかけても。
●材料(2人分)
じゃがいも……2個
明太子……1/4はら
無糖ヨーグルト……大さじ3
レモン汁……1/2個分
塩・黒こしょう……各少々
●作り方
1. じゃがいもは皮をむいて四つ割りにし、耐熱ボウルに入れる。水(分量外50㎖)を加えてラップをかけ、電子レンジで5~6分加熱する。竹串がすっと通るようになったらざるに上げる。
2. 明太子は包丁でそぐようにして皮をはずし、ボウルに入れる。ヨーグルト、レモン汁、塩を加え混ぜてソースを作り、じゃがいもにかけ、黒こしょうを振る。
チキンのパセリバターソテー
パセリ+バターが食欲を猛烈に刺激! 鶏肉はフライパンが冷たいうちから焼くこと。すると皮パリパリ、中はふっくら。
●材料(2人分)
鶏もも肉……1枚
[下味]
にんにくのすりおろし……少々
酒……大さじ1
塩……小さじ1/2
パセリのみじん切り……大さじ2
オリーブ油……小さじ1
バター……5g
好みの葉野菜・ラディッシュ……各適
●作り方
1. 鶏肉は大きめの一口大に切り、下味の材料をもみ込む。
2. 冷たいフライパンにオリーブ油を塗り、鶏肉の皮目を下にして並べる。少しずらしてふたをし、弱火にかけて7~8分焼く。
3. 鶏肉の皮がパリッとして肉の色が変わったら、余分な油をペーパータオルでふき取る。バター、パセリを加えて全体にからめ、葉野菜、ラディッシュとともに器に盛る。
トマトと玉ねぎのサラダ
フレンチでは定番の、お酢やオイルで作るビネグレットソースに玉ねぎをIN。シャキシャキの食感にワクワク!
●材料(2人分)
トマト……1個
玉ねぎ……1/8個
[ドレッシング]
白ワインビネガー(または酢)・オリーブ油……各大さじ2
塩・こしょう……各少々
●作り方
1. トマトはよく冷やして5㎜厚さに切り、器に並べる。玉ねぎはみじん切りにする。
2. ボウルに白ワインビネガー、塩、こしょうを入れ、塩を溶かす。玉ねぎ、オリーブ油を加え混ぜ、トマトにかける。
撮影/邑口京一郎 調理・スタイリング/ ツレヅレハナコ 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2020年8月号掲載
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