日本の朝食と言えば、やっぱりホカホカの白ごはんに味噌汁。そんな心もお腹も温まる朝食を提供してくれるのが「かつお食堂」。目の前で手削りしたふわっふわの鰹節がこんもりのったご飯と鰹だしの味噌汁は、一日を過ごすパワーの源になってくれるはず。
【かつお食堂】
ピンク色の鰹節ご飯と鰹だしの味噌汁。癒しのアロマ、尊くて泣ける味
かつお食堂ごはん ¥1100
「ニッポンが誇る鰹節文化を広めたい!」と熱く語る“カツオちゃん”こと永松真依さんが営む。主役は、漁港や鰹節業者にも足しげく通って仕入れる、長期間熟成した本枯節。手間も時間もかかるゆえ、シェア率はたった3%という稀少な品だ。羽釜で炊く白米には出汁ガラで作る自家製のふりかけ、そして目の前で手削りしたふわっふわで香りのよい鰹節をこんもりと。淡路島産の自然塩がよどみのない美味しさを引き立てる。
DATA
東京都渋谷区鶯谷町7の12 B1
☎03(6877)5324
営9時~13時30分LO
休みなど詳細は @katsuoshokudoで確認を
撮影/中垣美沙 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子 ※BAILA2023年1月号掲載