“最高に面倒で、最高にうまいラーメン。”
セブン-イレブンに立ち寄った際、このキャッチフレーズが目にとまり、吸い寄せられるように手に取っていた自分。
こんなのラーメン狂の血が騒がずにはいられないじゃないか…! 見事にやられた。
今回ご紹介するのは、セブンプレミアム15周年 限定仕立て「すみれ 特濃芳醇みそ」のカップ麺。
どのあたりが“最高に面倒”なのか、食べた感想とあわせて詳しくレビューしていこうと思います。
セブンプレミアム15周年 限定仕立て 「すみれ 特濃芳醇みそ」カップ麺/429円(税込)
お湯を注いで数分待つだけで食べられる手軽さが魅力のカップ麺。筆者も、手間をかけずに食べたいときに頼ることがほとんど。
それなのに、この商品は気持ちいいほどに真逆。
“最高に面倒”とされる理由は、【一度湯切りをし、再度熱湯を入れる“熱湯2度がけ”】をしなければならないから。
早速、側面に書かれている手順を確認。
この時点で、「あ、ちょっと面倒だな…」なんて呟いてしまっている自分が。
当然、お湯を入れてフタをして待つこと3分!ではない。
美味しくいただくためにも、ちゃんと手順を読んでから取りかかることに。
成分表示はこんな感じ。カロリーは699kcal。
本当に“最高に面倒”なのか?手順を詳しく説明!
①フタを半分くらいまで剥がし、中に入っている袋を取り出す
《入っているもの》
1.コクと甘みの特製香味ラード
2.特濃芳醇味噌スープ
3.野菜と肉の旨みだし
4.香り際立つおろし生姜
②熱湯を内側の線まで注ぎ、フタをする
③[コクと甘みの特製香味ラード][特濃芳醇味噌スープ]をフタの上で温める【4分間】
④【4分後】湯切り口からお湯を捨てる
⑤[野菜と肉の旨みだし]を入れる
⑥再度、熱湯を内側の線まで注いでよく混ぜる
⑦[特濃芳醇味噌スープ]を入れてよく混ぜる
⑧仕上げに[コクと甘みの特製香味ラード]を回しかけ、[香り際立つおろし生姜]を添えたらでき上がり
トータル約10分で完成!
具材が一切入っていないにもかかわらず、うまみがしっかりと伝わってくるアツアツのスープ!ラードが効いていて非常に美味しい。
具材がないと物足りないのでは?と思っていたものの、それをまったく感じさせない完成度の高さ。
味噌ラーメンの特徴といえば、ツルッ・もちっとしたコシのある中太縮れ麺。お店で食べたときの美味しさが忠実に再現されているように感じました。
一般的なカップ麺と比べると値は張りますが、麺量も190gと食べごたえも十分。
こだわりや完成度の高さまで伝わり、このクオリティなら値段にも納得。満足度も高かったです!
まとめ〈最高な点・懸念点〉
〈最高な点〉
✔︎スープが本当にアツアツ!お店でラーメンを食べるときのような、出来たて状態を体感できる
一般的なカップ麺は、熱湯を入れて3〜4分置いてから食べるため、アツさに関しては明確な違いを感じられました。
〈懸念点〉
✔︎やっぱり面倒ではある
たかが2度がけ、されど2度がけ。実際やってみて、熱湯2度がけは面倒くさいなと実感。
お腹が空いていたこともあり、余計に完成までの時間が長く感じられたのはあるかもしれません。(外ラーメンするときに40分くらい並ぶのは全然平気なのに…)
✔︎食べる場所を選びそう
お湯を2度がけする関係で、お湯を多めに準備しておく必要があります。(我が家は家族二人で食べたので、ケトルでお湯を二度沸かしました)
自宅で楽しむには問題なかったですが、オフィスだと場合によっては気軽に食べにくいかも。給湯室に大きいサイズのポットの用意があれば問題なさそう。
本来であれば、面倒なことはできるだけ避けたいもの。でも、その先の“うまい”に辿り着けるのなら、一度は試してみる価値はあるかもしれません。
取材・文/中島 真亜沙 ※記事中の価格はすべて税込表記です。 ※テキストには私物・個人の感想が含まれます。また、価格や在庫状況を含む商品情報は2023年3月19日時点のものです。商品もしくは店舗によって取り扱いのない場合があります。