2024年、今はAIの時代! 様々なAIが開発されている中、BAILA世代におすすめなのはMicrosoftのAI『Copilot(コパイロット)』。作業効率をUPできるのはもちろん、新しい選択肢やアイデアももらえるAIを活用すれば、仕事もプライベートもさらに豊かになるはず!
『Copilot』はいつでも頼れる秘書やコンシェルジュのような存在
MicrosoftのAI『Copilot』ってどういうもの?
『Copilot』はWindowsに実装されているAIアシスタント機能。検索エンジン『Bing』の検索アルゴリズムと、ChatGPTでおなじみの『GPT-4』というAI言語モデルを使い、より適切で新鮮な回答をくれる最先端のAIだそう。
情報収集や要約などの手間のかかる仕事を任せれば、作業効率UP。さらにアイディアの提案や深堀なども手伝ってくれて、自分では気づかない新しい視点を得られたり、人間よりも素早く情報をまとめられたりする。仕事でもプライベートでも頼りになる存在になりそう!
使い方は簡単。こんなふうに話しかけるようにお願いするだけで、情報収集や要約、アイデアの提案まで可能。会話のキャッチボールをするように、「もっと◯◯なものはある?」等と条件を話せば、より精度の高い情報をくれる上に、AIから質問をしてもらい自分の中の潜在的な要求を探ることもでき、まるで仕事のできる秘書やコンシェルジュのよう。
実際どんなことができるのか、特にお役立ちな実例を6つ紹介します!
『Copilot』が仕事のアシスタントとして大活躍!
「アシスタントがいたら任せたいのに…」と感じるような仕事は『Copilot』の出番。メールの返信や御礼状の作成、文書の要約など、細かい仕事は「あとはチェックして必要箇所を修正すればOK」というところまで行ってくれる。アイデア出しや壁打ちなど、誰かに手伝ってもらいたいことも、AIにお任せすると◎。
ビジネスシーンでの活用例①:箇条書きからメールの下書きを丸投げ!
取引先に伝えたい内容を箇条書きでまとめて「これを取引先へのメールの文面に書き換えてください」とお願いするだけで、『Copilot』がメールの下書きを完成。必要なのは、ちょっとした修正だけ。すぐに送信できるレベルの文面が手に入ります。
「案内状」や「お礼」など、文面を考えるのに迷うメールも、『Copilot』に頼ればサクッと下書きしてもらえて、時間の節約になるはず。
ビジネスシーンでの活用例②:資料やPDFを要約→読み取れる課題も抽出
長い資料やPDFを「要約して!」とアップロードするだけで、『Copilot』が主要なポイントを抽出し簡潔にまとめてくれる! 効率的に情報を把握できるので、こちらも時間の節約に。
さらには資料から読み取れる課題も抽出してくれるという便利さ。問題点を簡潔に要約してくれるだけでなく、文章中のキーワードを識別して、例えばプロジェクト計画書から「リソース不足」「予算削減」など問題点をピックアップしたり、市場調査レポートから「競合他社のシェア拡大」や「新製品の開発」などの具体的な課題を特定したり。
プレゼンの資料や報告書の作成などで役に立ちそう!
ビジネスシーンでの活用例③:企画のアイデア出し&壁打ち相手に
どのようなアイデアが欲しいか語りかけるだけで、最新のデータから参考にできそうな情報やアイデアそのものを複数提案。その中から特に気になるものについて「もっと教えて」とお願いすれば、さらに詳しい情報が手に入る!
アイデアに関連するWebサイトのURLまで添付されており、参考にしたり、裏付けを取ったりすることも簡単。
また、自分が思いついたアイデアを打ち込み、AIと一緒に深掘りしていくことも可能。AIがより具体的な情報を教えてくれたり、自分では気づかなかった視点をくれたり……。人間相手だとアイデアの壁打ちを長時間お願いするのはむずかしいもの。でも、AIなら嫌がらず何度でも何時間でも無限に付き合ってくれて助かる!
日常をもっと豊かに、特別な日をもっと特別に
AI=仕事効率UPのイメージが強いけれど、実は日常にもプライベートの特別な時間にも、アイデアをくれる強い味方。何をするか相談したり、シチュエーションに合う振る舞いを教えてくれたり、自分を深堀りするためのヒントをくれたり。
AIとチャットすることで、プライベートの時間をより充実させよう!
プライベートシーンでの活用例①:旅行プランの作成&予約まで!
出発地と目的地を指定して、好みや予算を伝えれば、それに合わせたプランを提案してくれる便利な使い方も。行き先だけでなくホテルや観光スポットの予約もサポート。「おすすめのホテルを教えて」と言えば、いくつかの候補を提示し、URLまで添付してくれる。
また、目的地の相談相手にもぴったり。旅行先が全く決まっていなくても、『Copilot』からの質問に答えたり、こちらから質問したり、チャットで会話を進めていくうちに、『Copilot』が好みの様々な候補地を発掘してきてくれるはず。自分では見つけられなかった、興味深いプランを提案してくれることも。
プライベートシーンでの活用例②:シチュエーションに合う商品探し
お土産や贈り物が、自分が知っている範囲の決まったジャンルやブランドに偏りがちになる人に、新しい風を吹き込んでくれるのも『Copilot』のいいところ。
「和食屋さんにBYOで持っていくワイン選び。和食に合う、3000円以下のおすすめワインを提案して」「日本酒好きの先輩に贈る、プレミアム感のある、限定酒やこだわりの日本酒を教えて」など、シチュエーション、条件、ジャンル、予算などを伝えれば、ぴったりの商品を提案!
得意でないジャンルのものを買いたいときや、いつもと違うものを選びたい気分のとき、とても頼りになりそう。
プライベートシーンでの活用例③:雑談や相談、質問などのおしゃべり
なんとなく人としゃべりたいけれど、友達に連絡するのは憚られる……。そんなときは『Copilot』に話しかけてみるのがおすすめ!
「◯◯についておしゃべりしたい」とだけチャットに打ち込めば、OK。何の分野にも詳しいのがAIの強み。どんな変わった話題でも、一緒に楽しめる友達がいないジャンルの趣味でも、AIなら返してくれる!
また、気になることを質問するのもおすすめ。例えば「掃除を何から始めていいかわからない」等のような困りごとの解決策を聞くもよし、「ここ1か月で急速に人気がUPしているコスメを教えて」など気になる情報を収集するもよし。
『Copilot』には『Bing』の検索アルゴリズムも搭載されているので、最新の情報が手に入りやすいのも嬉しいポイント。
どんどん進化するAIに、まずは1回話しかけてみよう!
仕事もプライベートも、親身になってサポートしてくれるAI『Copilot』。単純作業は効率UPでき、クリエイティブな分野では新しいアイデアや選択肢をくれる。AIは、これからさらに人間のパートナーとしてどんどん進化していくはず。それならば、今すぐパートナーとしてAIの活用をスタートし、早めに慣れて使いこなしていきたいところ。
AI時代の生活をより豊かにしていくために、AI『Copilot』に、話しかけてみることから始めてみて!
AIのために設計された新カテゴリーWindows PC「Copilot+ PC」が登場
『Copilot』の機能を端末上で最大限体験できる、AIがもっと身近になる新しいPCが登場。
『Copilot』キーを押すだけでAIアシスタントを呼び出せるから、さまざまなAIによるサポートまでのアクセスがますます簡単に。Windowsの「フォト」や「ペイント」などのアプリケーションの中にも『Copilot』を搭載している。中でも注目は「リコール」機能。「あれどこで見たっけ?」とおぼろげな記憶からキーワードで検索するだけで、メールを遡ったりファイルを掘り返したりする時間をカットできる。
「Copilot+ PC」としてマイクロソフトから登場するのは、Surface Pro(第11世代)とSurface Laptop(第7世代)の2機種。他にも各メーカーから「Copilot+ PC」が続々と登場する。いずれも『Copilot』搭載だけでなく、スピードやバッテリーなど性能や使いやすさも各段にアップ!
※『Copilot』を業務で使用するときは、勤務先や資料の取り扱いルールに則ってご使用ください。
構成・文/東美希