おしゃれも人生も楽しみたい! そんな働く30代に向けて、BAILAはファッションや美容に留まらず、キャリア、ライフスタイルを含めた全方向から時代やニーズにマッチした情報をお届けしています。
自分の人生を謳歌したいキャリア女子が「今、知りたい」ニーズを捉えた、2024年7月号掲載「働く30代を癒す“現代短歌”のすすめ」について、編集長中川が自ら、企画の裏側や読者のリアルを深掘り解説します!
BAILA編集長
中川友紀
1997年に入社。「MORE」、「SPUR」を経て2010年より「BAILA」編集部に在籍。30代の働く女性をエンパワメントし、もっと素敵な明日へ“ワクワク”を届けるファッション、ライフスタイルを提案してきた。2023年より「BAILA」編集長。プライベートでは二児の母で、大の野球好き。大谷選手の日々の活躍と、阪神タイガースのアレンパ達成に夢中。
BAILA2024年7月号掲載企画【働く30代を癒す“現代短歌”のすすめ】をプレイバック!
BAILA2024年7月号掲載 働く30代を癒す“現代短歌”のすすめ より
企画内では
① BAILA読者に聞いた 現代短歌のここが好き!
② 共感できる! 同世代歌人に注目してみる
③ 置きたくなる! 歌集に癒されてみる
④ 自分でも歌を詠んでみる「初心者のための短歌のはじめ方」
⑤ スーパーバイラーズが短歌制作に挑戦!
を掲載しました。
激動の時代を生きる働く30代が、癒しを求めて日常に取り入れ始めている「現代短歌」。誌面では、活躍する同世代の歌人のインタビューに始まり、初心者でも手に取りやすい歌集を紹介したり、BAILAの読者組織のメンバーが短歌制作に挑戦したりと、現代短歌の魅力を8ページにわたりご紹介しました。
充実の内容に読者の皆さんからも「短歌の身近さや、挑戦のしやすさを感じた」「今まで短歌に触れる機会はなかったけれど、響くものがあった」と反響がありました。
編集長中川が解説! 企画の裏側&「現代短歌」のリアル
「現代短歌」企画をこのタイミングで実施した理由は?
中川 「編集会議で『現代短歌』に親しむ30代が増えている、と読者世代のスタッフから提案があり、話題に上がったのがきっかけです。SNSから火がつき、マスメディアにもブームが広がり始めた今、SNS的な手軽さと伝統的なアナログさを併せ持つ『現代短歌』は、働く30代に興味を持ってもらえるテーマだと確信しました。詠み手のリアルな感情に触れることで心が揺さぶられたり、気持ちが楽になったり、共感したり、また歌を詠むことで自分を客観視するきっかけになったりと、いいことずくめの『現代短歌』を日常に取り入れてほしいと思い、今回企画で取り上げることにしました」
BAILA2024年7月号掲載 働く30代を癒す“現代短歌”のすすめ より
中川 「ジャンルを問わず、幅の広い提案ができることも雑誌の強みです。今まで興味のなかったコンテンツに触れ、思考や選択の幅を広げられるのは、多様な特集が一冊にまとまる紙の雑誌だからできること。今回、BAILAの学びシリーズ『BAILA COLLEGE』として8ページ規模で特集することで、より深く『現代短歌』の魅力を伝えることができました。読者組織であるスーパーバイラーズが短歌制作に挑戦した誌上歌会のページでは、働く同世代が実際に短歌を“詠んでみる”ところまでを掲載することで、流行りを知る、学ぶだけではなく、自分ごと化して楽しむことにまでつなげられたと思います」
BAILA2024年7月号掲載 働く30代を癒す“現代短歌”のすすめ より
「現代短歌」と働く30代の親和性の高さとは?
✔「現代短歌」の持つ“軽やかさ”が、今の働く30代にフィットしている
中川 「短い言葉でダイレクトに心に響く『現代短歌』。隙間時間にすぐに読める“軽やかさ”が忙しい毎日を過ごす働く30代にフィットしているのだと思います。例えばベッドサイドにお気に入りの歌集を置いておいて、寝る前に一首、二首読むだけでも、クールダウンになったり、ほっとしたり。慌ただしい日常から離れる時間は大切ですよね。
また、読むだけでなく自分で創作ができるのも大きな魅力。縛られたルールがなく比較的自由で、砕けた言葉のまま歌にできるので、作歌にも挑戦しやすいです。自分の感情から湧き出る言葉をパズルのように組み合わせることで、気軽に創作物が作れるという点でも相性がよいのではないでしょうか」
BAILA2024年7月号掲載 働く30代を癒す「現代短歌」のすすめ より
✔三十一音を自由に受け取り、自由に楽しむ
中川 「同じ歌でも、読む人によって多様な受け取り方ができるのも『現代短歌』の面白いところ。限られた文字数の中から詠んだ人の感情を感じ取り、その情景を自由に想像してみる。創作物にふれてそんな時間をクイックに楽しめるのも魅力なのだと思います。自分のお気に入りの歌を“心のお守り”として大切にしているという読者の声もありました」
✔自分の感情を言語化するのに最適なツール
中川 「『現代短歌』を詠むことは、言葉に対する感覚を研ぎ澄ますいい作業だと思います。三十一音の短い詩の中で自分の感情を言語化することは、日常から一歩離れ、自分自身と向き合う時間にも。誰に見せるためでもなく、自分の心のメモとして短歌を詠んでみる、そんな自分だけの楽しみを持っていることが、忙しい毎日を豊かに過ごすコツかもしれません」
「現代短歌」企画を@BAILAでチェック!
そもそも「現代短歌」とは? どんな歌人がいるの? 「現代短歌」の基礎知識、活躍する同世代の歌人の生き方や初心者でも取り入れやすい歌集など、気になる詳細は@BAILAで今すぐチェック!