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【フルタイム共働きの「親」ライフ】家で夫の肩身が狭くならないように子育ては絶対、平等にしたかった

フルタイム共働きで子育て中のスーパーバイラーズインタビュー。それぞれのパートナーを交えて、家事・育児の分担方法から話し合ったことまで、じっくり聞きました。今回は池上桃音さんにインタビュー。

スーパーバイラーズ 池上桃音さん(30歳) × 弘基さん(33歳)夫婦

スーパーバイラーズ 池上桃音さん(30歳) × 弘基さん(33歳)夫婦

新卒で入社した金融系企業の同期であるお二人。弘基さんは院卒で入社したため、桃音さんの2歳上。社会人2年目に交際をスタートし、桃音さんが25歳のときに婚約。桃音さんは3度の転職を経て、4社目の外資系金融企業に勤務中。弘基さんは一社目に継続して勤務中。東京都在住。

これまでのHistory

2020年11月 結婚
 
2021年9月 桃音さん転職
 
2022年7月 桃音さん転職
 
2023年2月桃音さん産休入り、
第一子出産
 7月 ペアローンでマンション購入
 
2024年2月 桃音さん復職
 9月 桃音さん第二子産休入り、出産
 
2025年8月 桃音さん復職

父親の影響で男性も家庭にコミットして当然!と思っていた

幼少期に暮らしたドイツで多様な家族像を見て育ち、男性が育児や家事をするのは当然!という意識があったという桃音さん。それを弘基さんに共有し、結婚する前に理想とする家庭像の擦り合わせをしたそう。

桃音さん どんなに遅く帰っても子どもと遊んだり、家事を担う父親の姿も見て育ったので、結婚する相手にも、家庭にしっかりコミットしてほしいという気持ちがありました。それを伝えると、彼は「正直、自信はない」と宣言(笑)。ただ、婚約期に半年間の同棲生活を送る中で、家事をテキパキこなす彼の姿を見て、大丈夫だな!と確信しました。
弘基さん 大学から一人暮らしをしていたので、ある程度の家事はできるようになっていました。家事をすべて妻に任せるつもりはありませんでしたが、最初からハードルを上げないためにも「絶対にできる」とは言いませんでした(笑)。

一人目の妊娠時には、産院での初めての沐浴・授乳指導に弘基さんと一緒に参加。育児を“自分ごと”に捉えてもらうことが目的だったと語る。

桃音さん 前の職場には、子どもが反抗期で家に居場所がないと呟く男性が多くいました。私も妹も父親に反抗した記憶がなく、それはきっと父親が心理的に常に身近にいたから。夫が家で居場所を失わないためにも、子どもと密なコミュニケーションをとってほしいと考えていました。
弘基さん 僕はもともと子どもが苦手でしたが、自分の子どもは可愛いと思えた。今では二人同時にお風呂に入れられるようにもなりました。
桃音さん 二人とも残業はほぼなく、18時には終業。保育園の送り迎えは曜日で分担し、共有するカレンダーに記入しています。平日の夕食は、お迎えをしない側が食材などを買って帰るのがルーティン。負担を軽減するために、テイクアウトすることも。

家事は、それぞれの得意・不得意で分担。「文句は言わずに、気づいたことは自分でやる」スタイルだ。

桃音さん 私は大雑把で、床や窓が少しくらい汚れていても気にならないタイプ。対する夫は効率重視で、食器や洗濯は量がたまってからやりたい。そういったお互いの性質を理解しているので、強要せずに、気になったほうがやるようにしています。

そんな桃音さんは今年、ワンオペで育児をする母親に寄り添いたいという想いのもと、ベビーシッターサービス「セレストシッター」を開業。

桃音さん ママ友の中には、夫が育児に協力してくれず、半年も美容院に行けていないという人も。自分がシッターさんに依頼して感じたことを生かして、誰もが気軽に安心して利用できるサービスを作りました。
弘基さん 僕らは育児を交代しながら、僕は週3回ほどボクシングを習いに行き、妻は友人と食事へ。リフレッシュの時間は、育児をする上で必要不可欠だと感じています。

一日のタイムスケジュール

  6:00 

子どもたち起床→朝ごはん

 7:00 

起床 出勤
 

  8:00 

子どもたちを保育園へ

  9:00 

一度帰宅し、出勤
 

18:00 

帰宅、夕食準備
保育園お迎え
 

19:00 

妻 夫 子どもたちと夕食
 

20:00 

子どもたちをお風呂に入れて寝かしつけ
片づけや着替え準備
 

23:00 

妻 夫 就寝
 

お互いの趣味の時間はワンオペで分担

「保育園の送迎は、一人が送ったらもう一人が迎えに行くルール。私が友達と食事に行く日の夜や、夫が平日の夕食後や週末にジムへ行くときは片方がワンオペ。カレンダーアプリを使って予定を管理しています」(桃音さん)

妻と夫の分担は

[妻と夫の分担は]

自宅はペアローンで購入。収入はそれぞれで管理
「水道光熱費、外食費などはすべて夫が支払い、日々の食費などは払った人が負担。収入は、それぞれが自分で管理しています」(桃音さん)。「自宅はペアローンで購入。僕のほうが収入が多いので、出費の割合は妥当だと思っています」(弘基さん)

池上さんの働きながら親ライフ 手を抜けるところは手を抜いて、それぞれの時間を大切に!

撮影/浜村菜月〈LOVABLE〉 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2025年10月号掲載

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