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【フルタイム共働きの「親」ライフ】シッターサービスとの出会いで“完璧なお母さん像”を手放せた!

フルタイム共働きで子育て中のスーパーバイラーズインタビュー。それぞれのパートナーを交えて、家事・育児の分担方法から話し合ったことまで、じっくり聞きました。今回は安藤 藍さんにインタビュー。

スーパーバイラーズ 安藤 藍さん(32歳) × 奏さん(37歳)夫婦

スーパーバイラーズ 安藤 藍さん(32歳) × 奏さん(37歳)夫婦

藍さんが務めるエンターテインメント企業の先輩・後輩として出会い、奏さんはのちに独立して起業。企業をクライアントに、新人若手教育の研修を行っている。藍さんが23歳のときに交際をスタートし、3年の交際を経て結婚。藍さんは関西、奏さんは関東の出身で、現在は東京都在住。

これまでのHistory

2019年5月 結婚
 
2022年5月藍さん産休入り
 7月 第一子出産
 11月 引っ越し
 
2023年4月 藍さん復職

夫が寝かしつけられるように、心を鬼にして泣く息子を預けた

里帰り出産をした藍さん。自分だけ育児に向き合っている感覚に疑問を抱いたことが、育児の分担について話し合うきっかけになった。

藍さん 実家で育児を学ぶ中で、東京にいる夫と共有できないことに危機感を覚えました。いずれは育児を分担しようにも、彼は何もできない。東京に戻ってから話し合い、まずは寝かしつけから覚えてもらうために、夜は彼に息子を預けることに。心を鬼にして、どんなに泣いていても助けに行かないように徹しました。
奏さん おかげで息子は僕らに平等に懐いて、どちらかが出張で不在でも、まったく問題なく過ごせます。

不満はためない藍さんの性格上、何度も議論を重ねてきたとか。

奏さん 妻はストレスをためないタイプで、思ったことはなんでも言ってくれる。おかげで議論を重ねながら、二人にとってのベストを探っていくことができました。
藍さん 感情的な私とは反対に、彼は常に冷静。どんなことも受け止めてくれるので、安心して話せます。私が育児で頭がいっぱいになっていたときにも、そのほかのことを彼がサポートしてくれたからこそ、ちゃんと生活が回っていたと思います。

育休は1年を予定していたが、自宅に近い保育園の枠があいたタイミングで復職。しかし子どもが毎週のように風邪を引いて保育園に通えない日が続き、頭を抱えることに。

藍さん 最初は関東に住むお義母さんに面倒を見てもらっていたのですが、毎週のように来てもらうのが申し訳なくて……苦肉の策として、シッターさんに依頼。赤の他人に子どもを預けるのは気が引けましたが、さすがプロで、子どももすぐに懐きました。お義母さんにも会社にも迷惑をかけずに、自分も安心して働けて、もっと早く頼めばよかった!と。
奏さん 区の給付金や行政の支援サービス、さらに妻の会社の福利厚生などを駆使すると、月8回ほどの利用で自己負担額は3万〜5万円弱。

シッターサービスとの出会いで、育児の負担がぐんと軽減されました。

藍さん こんなにいいサービスを、偏見で避けてきた自分を反省。視野が広がり、知らぬ間に目指していた“完璧なお母さん像”を手放したら、すごく気持ちが楽になったんです。

現在は、仕事もプライベートも楽しむ自分らしい親ライフを満喫中だ。

藍さん 先日は夫に息子を預けて、友達と3泊4日の韓国旅行へ。子育てのことは忘れて、思い切りリフレッシュしてきました。「子どもを置いて旅行に行くなんて」という批判的な意見もありますが、いろんなお母さんがいていいと思うし、私は自分が幸せになることで、子育てをもっと楽しめるようになりました!
奏さん 寝かしつけも妻の旅行も最初は少し不安になりますが、意外と何とかなるもの。どんどん挑戦していくことの大切さを実感しています。

一日のタイムスケジュール

 7:00 

妻 夫 起床、朝ごはんの準備
 

  7:30 

出社の準備
子どもにごはんを食べさせる
 

  8:30 

子どもを保育園に預けて出勤
出勤
 

18:00 

保育園お迎え→帰宅後子どもをお風呂に
帰宅後子どもにごはんを食べさせる
 

19:00 

夕食準備
 

19:30 

妻 夫 夕食
 

21:30 

妻 夫 交代で子どもを寝かしつける
 

24:00 

妻 夫 就寝
 

子どもが寝たあとは、夫婦で恋リア観賞

「息子の夕食は週末に作り置きして、帰宅後チンすれば食べられる状態に。夫が息子に食べさせている間に、私が夫婦の食事を準備。息子が寝たあとは、夫婦で恋愛リアリティショーやオーディション番組を見ます」(藍さん)

妻と夫の分担は

[妻と夫の分担は]

夫は地方出張が多く、子育ての緊急時は妻が対応
「夫は講演等で地方への出張も多く、保育園への急なお迎えなどに対応するのが難しい。最低でも週1日は、夫が緊急事態に対応できるようにスケジュールを調整してもらっています。家事は、料理を私が、洗濯、掃除を夫が担当」(藍さん)

安藤さんの働きながら親ライフ 新しいことに挑戦しながら、二人にとってのベストをアップデート

撮影/浜村菜月〈LOVABLE〉 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2025年10月号掲載

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