パートナーとの暮らしは楽しいけれど、お金にまつわる価値観が違うと地味にストレスがたまるもの。そこで今回は、不安・不満があるカップルのマネープランを深掘り。マネーライフから浮かび上がる“足りないもの”を専門家が分析&アドバイス! 家計のルールが決まっていない夫婦へのアドバイスとは?

ファイナンシャルプランナー
風呂内亜矢さん
身近なお金の話をわかりやすく発信。『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社)など著書多数。

金融教育コンサルタント
上原千華子さん
金融教育家。心理学・脳科学を活用した独自メソッドを提供。著書に『ファイナンシャル・セラピー』(JMAM)がある。
家計のルールを話し合えていなくて不安
妻・Aさん 33歳(会社員) 夫・Bさん 33歳(公務員)
結婚/7年目
預金/約300万ずつ
投資/約150万(Aさん)、約700万+不動産(Bさん)

「夫が固定費と食費を、旅行費用やお祝い金などを私が負担。夫は2年に1回部署異動があり、転勤の可能性も。結婚2年目から昨年までは単身赴任だったので、基本的にお金は各自で管理。お互い細かく家計簿をつけるタイプではないし、家計にまつわるルールや貯蓄の目標額なども決めていないので、将来に向けた備えなどの具体的な話をできてないことが気になっています」(Aさん)

【お悩み1】お金についてのルールがなく目標の定め方を知りたい
世帯としての家計のルールや貯蓄目標額を決めておらず、どうやって具体的な目標を立てたらいいのか……。
【Advice】転勤の可能性を踏まえてひとまずの貯蓄額を算出
「目先の心配は転勤など家賃負担だと思います。これまでの支出を参考に、再び単身赴任になった場合のコストを計算してみて。ひとつ目安をつくることで生活の貯蓄目標額も見えてくるはず」(上原さん)
【お悩み2】お金についてもっと踏み込んだコミュニケーションをとれるようになりたい
パートナーとお金の話はよくするけれど、具体的な計画まで至らず漠然とした不安を共有して終わりがち。
【Advice】おおよその時期や金額を 数字にしてみましょう
「不安なのは今月? 3年後? 10年後? 金額の規模はどのくらい? だいたいでいいので具体的な数字に変換すると、漠然とした不安の輪郭が見えてきて対策を検討しやすくなります」(上原さん)
【お悩み3】両親の介護をする可能性もあり、今後いくら必要なのかを知りたい
もしお互いの親に何かあったとき、親のサポートのための生活防衛資金はどのくらい必要なのでしょうか?
【Advice】親の介護資金はご両親の資産から支払うのが基本
「生命保険文化センターの調査では、介護費用の平均は月9万円、期間は平均4年7カ月で計500万円ほど。それを目安に親の資金でまかなえるのか、フォローが必要なのかすり合わせを」(風呂内さん)

イラスト/コナガイ香 取材・原文/国分美由紀 ※BAILA2026年6月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。












































