気になっているけど聞きづらい、他の人のお金事情。30~34歳の働く女性300人へのアンケートで、ボーナスの額、月収から習い事に使う割合、電子マネーの利用状況など、バイラ世代のOLの平均値を割り出しました。いますぐチェックを!
Q1 現在の年収は?
400万円弱から最高は2000万円! ライフスタイルにもより、年収はさまざま
400万円未満が56%、400万円以上が44%と分かれる結果。バイラ世代は未婚・既婚、さらに産休や育休中、子育てをしながらの時短勤務など、20代のころに比べて働き方にも違いが出始める年ごろ。ライフスタイルによって年収にもバラつきが。
Q2 ボーナスの額は?
ボーナスは年2回、月給1~2カ月分が平均的な額
50万円を少し超えるぐらいが30~34歳の平均的なボーナス支給額のよう。ただし上の年収のグラフからもわかるように、働き方や職種にバラつきがある年齢ゆえに、多い人は100万円以上と、しっかりもらっているのにも注目!
Q3 現在の貯蓄額は?
全体平均 498万円
未婚平均 551万 既婚平均434万
既婚・未婚で差はあるけれど平均500万円前後は貯めている
既婚者で子どもがいる人の場合は、どうしても貯蓄に回す費用が少なくなりがち。とはいえ、個々のライフスタイルに関係なく、みんな約500万円前後は貯金アリ。しっかり貯め、使うときは使う!というのが30代前半のマネー感覚のよう。
Q4 1カ月の支出みんなの平均は?
家賃 68357円
洋服コスメ 21813円
1回の昼食代 748円
携帯代 7806円
交際費 16315円
光熱費 15952円
貯金・保険 38650円
習い事 11403円
ファッション&コスメ代、習い事など自分磨きに出費は惜しまない
社会に出たてのころに比べると貯蓄もしっかりとあり、自由になるお金も増えてくるのがこの年齢。ファッションやコスメはそれなりにお金をかけ、さらには習い事も月の予算に組み込んでいる人が多く、自分磨きにはお金を惜しまない傾向が。
Q5 電子マネー&ポイントカードは何を使っている?
【電子マネー】
1位 交通系IC
2位 WAON
3位 楽天Pay
4位 LINEPay
5位 PayPay
【ポイントカード】
1位 楽天ポイント
2位 Tポイント
交通系IC&楽天ポイント利用者が大多数
現金中心の時代から、電子マネー&クレジットカードでポイントをためるという支払い方に、徐々に移行してきている様子。電子マネーは使いやすい交通機関系が、ポイントがたまるクレジットカードは還元率の高さや使い勝手のよさから楽天が人気という結果に。
Q6 資産運用はしてる?
1位 財形貯蓄 48%
2位 定期預金 44%
3位 ふるさと納税 23%
4位 iDeCo 18%
5位 貯蓄型生命保険 16%
簡単で低リスクの財形貯蓄や定期預金が人気。
利率の高さで貯蓄型生命保険も資産運用を「している」と答えた人のなかでの割合。毎月決まった額が天引きされる財形貯蓄は、手軽さと地道に貯められる点が人気。低リスクで無駄遣い防止になる定期預金の人も多いなか、利率のよい貯蓄型生命保険に加入中の人もチラホラ。
Q7 習い事は何をしてる?
(1カ月の習い事代)
ジム 16250円
英会話 27250円
料理教室 12833円
各種資格 30000円
ヨガ・ダンス 7500円
着付け 20000円
ボディメイク系と英会話には安定した人気が。資格に備えた勉強をする人も
楽しみつつ、自分磨きにもつながる習い事を実行中の人が多数。特にジムやヨガ、ダンスなどのボディメイク系、英会話や料理、着付けなど実用的なものには安定した人気アリ。
Q8 最近いちばん高額だった買い物は?
ティファニーの腕時計 50万円
ルイ・ヴィトンのバッグ 25万円
海外旅行 100万円
歯列矯正 80万円
車 450万円
「ご褒美は海外旅行!」となるのが今どき30~34歳のマネー感覚
ものにお金をかける人もいるけれども、海外旅行という“体験”に大きな金額を使う人が多いよう。アメリカ、北欧など行き先もさまざま。歯列矯正など高額の医療へ一気に投資する人も。
撮影/齊藤晴香 イラスト/藤井昌子 取材・文/石井絵里 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 アンケート協力/アイブリッジ ※BAILA2019年11月号掲載