結婚7年目以上の女性265人にアンケート。結婚してしばらくたつと、それぞれの条件の必要度に変化が…。結婚歴の長い先輩たちから、必要になったもの、いらなくなったものを教えてもらいました!
重視する人が増えた3つの条件
①年収
最も重視度が上がったのは年収。「実際に結婚生活を送ってみて、生活にも子育てにも意外とお金がかかる! 年収はもっと重視すべきだったかも」(36歳・事務)と、リアルな意見。
②親・兄弟構成
親の価値観は彼の価値観にも間違いなく影響しているもの。
③体の相性
体の相性も「結婚した人としか一生SEXできないと考えるととても大切な要素」(32歳・経理)と重要度がかなりUP。
重視する人が減った3つの条件
①フィーリングが合う
「結婚して考え方が合わない部分が出てきたときどうするかが問題なので、フィーリングがどうのこうのは関係ないなと……」(49歳・主婦)
②顔・身長
「顔が普通でも毛が薄くても、やさしければいいんです。まったく気にしなくなります」(38歳・専業主婦)
③肩書・学歴
肩書や学歴の必要度・重視度は、年収に置き換わっているよう。
変わらず大切だと思う3つの条件
①思いやり
先輩たちが結婚時によく見ていたこの3つは、7年たっても大切とのこと。
②誠実さ
「誠実さや思いやりがあれば、結婚相手(=私)が不幸になるような環境をつくらないはずなので」(40歳・自営)
③生活力
「自分が体調不良のときに最低限の生活力があれば子どもができたときに頼りになる」(43歳・主婦)
現実的な問題に直面すると年収が必要に…でも中身重視の条件設定は間違いなし!
重視する人が増えた3条件は、生活をしていくなかで「やはり大切だった!」と実感したという声が多い。特にお金の問題は、結婚時は「好き♡」という気持ちで目をつぶっても、子どもができると現実的な問題に直面し、「やっぱり年収は重視しておけばよかった」と感じるよう。また、親や兄弟に関しては、結婚後に問題が発覚し離婚理由に発展するケースも。そうでなくても、親の価値観は彼の価値観にも間違いなく影響しているものなので、結婚は二人の問題とはいえ、しっかり確認しておく必要アリ!
顔や身長、肩書や学歴など実際の生活に関係してこないスペックについては、あまり重視しなくなるという傾向が。特に見た目は「重視しなければよかった」と後悔している人もちらほら。慣れてしまうものでもあるので、ある程度満たしていれば、ほかの条件を優先したほうがよさそう。肩書や学歴は、年収でカバーできていれば問題ないということで、重視しなくなり、フィーリングは比較的重視度が高い人が多いものの、取り下げる人もわりといるといった印象。
そして「思いやり」「誠実さ」「生活力」は結婚前から引き続き、重視するべき条件に。「お互いを大切にして、協力し、信頼し合える関係」を築いていくために必要な3項目。やはり幸せな結婚生活を送るため、性格を重視するのは間違っていなかった!
撮影/フルフォード海 イラスト/本田佳代 取材・文/東美希構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2019年10月号掲載