BAILA世代が知っておきたいニュースキーワードをクイズ形式でご紹介。おうち時間が増えている今、知っているようで知らない時事ワードの意味をアップデートして、グローバルに視野を広げてみませんか?
第3回目の問題は「5G」。
ヒントは、この春から商用サービスがスタート。あなたはちゃんと説明できますか?
【答えはこちら!】
まず、読み方は「ファイブジー」。
“第5世代(5G:5th Generation)移動通信システム(携帯電話)とは、現在の第4世代(4G)移動通信システムの後継仕様に位置付けられる次世代の通信方式のこと。”
「日経キーワード2020-2021」より引用
5Gにはどんな特徴があるの?
「超高速」、「超低遅延」、「多数同時接続」の3つの特徴があります。5Gのデータ情報伝達スピードは4Gよりも100倍速く、たとえば2時間の映画を約3秒でダウンロードすることができます。情報伝達のタイムラグは4Gの10分の1に抑えられ、わずか1000分の1秒の遅延となり、遠隔地とのリアルタイム性の高い通信が実現。また、多数の機器が同時にアクセスできる技術が、スマホやPCをはじめ身の回りのあらゆるモノがネットにつながる「IoT=Internet of Things」を支える通信の基盤となると期待されています。
5Gで未来はどう変わる?
大容量のデータを超高速ネットワークで安定して伝達できる5Gの通信技術は、エンターテイメントでは、スポーツやライプなど臨場感のある映像コンテンツなどの楽しみ方の幅を広げます。また遠隔医療、防災や災害救助、自動運転モビリティ、建設用機械の遠隔操作、自動農場管理、教育や観光など多方面の分野での応用が期待されています。効率的な都市のエネルギー管理によって、より快適で安全、サステナブルな社会を目指す「スマートシティ」の実現にも5Gのテクノロジーが役に立っています。
さまざまなモノやデータが5Gでつながることにより、新しいサービスが生まれたり、今まで抱えていた課題を解決でき、私たちの生活がよりサステナブルに豊かになる未来が待っていると思うとうれしいですね。
取材・文/佐久間知子