読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第66回は「挿頭す」の読み方です!
今日のお題【挿頭す】。
「挿頭す」、正しく読めますか?
人の美しい動作を表します!
■ヒント
「挿頭す」の意味は
「①花などを髪や冠に挿す。②上に飾り付ける。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
古語で見かけることの多い漢字です。
■使い方はこう!
「旅行中、ふと見つけた野の花を髪に挿頭してみた。」
「クリスマスツリーに、手作りのオーナメントを挿頭す。」
なんとなく、優雅な所作が目に浮かびます。
正解は……
↓↓↓
■正解は…
会話では、「付ける」というほうが多いかもしれませんが、「挿頭す」を使いこなせると
言葉遣いが美しくなった気がしますよね♪
■ちなみに、この漢字も「かざす」
翳す…「手や物で顔の前を覆って光をさえぎる。②物の上にさしかける。③手に持ったものを高く掲げる(集英社『国語辞典』)[第3版]」
寒い季節だと、ストーブに手を翳すなんて言い方で使います。会話でも出てくる頻度が高め。
「挿頭す」と「翳す」。どちらも人の動作を表す漢字。
会話で出てきたときや小説で見かけたとき、漢字を思い出してみてくださいね♪
取材・文/高橋夏果