読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第339回は「凋む」の読み方です!
今日のお題【凋む】
「凋む」、正しく読めますか?
違う漢字でも同じ読み方をします。
■ヒント
「凋む」の意味は
「①生気を失う。水分を失ってしおれる。しなびる。②張りを失ったり、勢いが弱くなったりして、衰え凋む。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「海外留学の道が断たれ、ふくらんだ夢が凋んでしまった」
「昨夜まできれいに咲いていた薔薇の花が、今朝は凋んでいた」
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正解は……
■正解は…
正解は、「しぼむ」でした!
「萎(しぼ)む」を使うのが一般的ですよね。
「凋(ちょう)」は寒さで葉っぱがくしゅっとしぼむ様子を表す漢字。
どちらも同じ意味で使えますが、特に寒さでしぼむ様子を伝えたい時には「凋む」を使ったほうが伝わりやすいかもしれません。
取材・文/高橋夏果