読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第453回は「耽る」の読み方です!
今日のお題【耽る】
間違えがちなのが「恥じる(はじる)」。あなたは、ちゃんと読めますか?
■ヒント
「耽る」の意味は
「あることに心を奪われ、熱中する。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「すれ違った男性がどうしても忘れられなくて、物思いに耽る」
「久々の大型連休で、大好きな本を読み耽った」
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正解は……
■正解は…
正解は……「ふける」でした!
「耽」は熟語だと「耽美(たんび)」などと使われます。
■由来は、寝てる人!?
「耽」という漢字は、耳へんの「耳」と「枕に人が頭を沈めている様子」を文字にした象形文字からきている漢字です。
枕に耳を沈めている様子から、集中する、熱中するという意味になったんだそう。
取材・文/高橋夏果