読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第584回は「双六」の読み方です!
今日のお題【双六】
お正月に家族みんなでやりたい、楽しい遊びです。
■ヒント
「双六」の意味は、
「室内での遊びの一種。さいころを振って、出た目によって区画を先に進み、早く上がりの区画にはいった者を勝ちにする。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「双六に負けて悔し泣きする子供がかわいい」
「双六のサイコロをなくし、家族から大ブーイングを食らった」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
正解は……「すごろく」でした!
もともとは、
サイコロを2つ使い、一番大きい数である“6”のゾロ目を出すゲームだったため、
「双六」と呼ばれるようになったそう。
■双六の歴史は5000年以上!?
もともと双六と呼ばれていたのは、
現在私たちが遊んでいる「絵双六(えすごろく)」ではなく、
「盤双六(ばんすごろく)」という西洋のバックギャモンのようなゲームでした。
のちに中国から日本に伝来しました。
平安時代には、あの清少納言も夢中になるほどメジャーなゲームに。
ちなみにバックギャモンは
紀元前3000年ごろからプレイされているそう。
(諸説あります)
今も人の心を掴み続けるのってすごいですよね。
取材・文/高橋夏果