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トレンチコートのない人生なんて!【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.14】

第一次大戦中のイギリスで、ミリタリーウェアとして生まれたトレンチコート。エポーレットやベルト、ガンフラップなど、純粋な実用のためのギミックが、そのまま特徴的なデザインとして現在も引き継がれている。今やその機能は必要とされるものではないけれど、身にまとうことで女性らしさを引き出してくれる、他にはないアウターだ。そして、トップスだけで過ごせる季節と本格的な寒さの前だけに着られる、限られた季節のお楽しみ、というところも、少し特別。
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トレンチコート発祥のイギリスで、草創期からトレンチコートを開発してきた「アクアスキュータム」。写真は細身のシルエットにアップデートされた「アクアスキュータム ホワイトレーベル」の1着。¥120.000/レナウン プレスポート(アクアスキュータム ホワイトレーベル)
エレガントでもカジュアルでも、トレンチにはどんなコーディネートも似合う。単純になじむのではなく、女性のおしゃれとは全く別のテイストーーヘビーデューティな男っぽさがぶつけられて、奥行きのあるミックス感が生まれるのだ。羽織るだけで、なんだか物語の主人公になったみたいな、大人の女の深みを感じさせる服。「替わりになるものがない」だからこそ、30代から大切に着続けていきたいアイテムだ。


【select point】
・ミリタリーウェアとしてのディテールを残した、トラッドなベージュが基本。
・余計な装飾のないマニッシュな辛口デザインこそ、女性らしさが際立つ。
・ベーシックアイテムとはいえアップデートは必要。これから買うならゆったり大きめのシルエットがおすすめ。

ヒロイン気分で着続けたい、トレンチコートの名品5

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【MACKINTOSH】 英国を代表するアウターウェアブランド「マッキントッシュ」のベーシックなダブルトレンチ。伝統的なディテールを丁寧に継承し、品のあるムードに。ライナーを取り外すことができ、より長いシーズンで楽しむことができる。 コート¥175,000/マッキントッシュ 問)マッキントッシュ青山店 TEL03-6418-5711
【HYKE】 こだわりのディテールで、おしゃれな大人の所有率ナンバーワンの「ハイク」の定番トレンチ。今シーズン、ビッグシルエットのタイプをリニューアルし、より着映えする形に。肩やボディがワイドになり、ラフに羽織ったときもシルエットが美しい。「次に買う1着」として、争奪戦間違いなし。 コート¥90,000/ハイク 問)ボウルズ(ハイク)TEL 03−3719–1239
【SCYE BASICS】 ブリティッシュ・クラシックをベースにした「サイ ベーシックス」の新作トレンチマックコート。エポーレットやガンフラップなど、肩の装飾を無くして、女性らしく着こなしやすい形に。先染めによるギャバ生地のくすんだ色合い、裏地のチェック柄もムードがあって素敵。 コート¥120,000/サイ ベーシックス 問)マスターピースショールーム(サイ ベーシックス)TEL03-5414-3385
【AQUASCUTUM】 1914年に、英国軍のために撥水性・耐久性の高いトレンチコートを開発した老舗ブランド。以降、伝統を守りながら進化を重ねてきたエッセンシャルなモデルは、まさに人生を共にしたい1着。着丈105cmのロングトレンチは、エレガントな印象に。 コート¥130.000/アクアスキュータム 問)レナウンプレスポート(アクアスキュータム) TEL 03-4521-8191
【SANYO COAT】 日本製にこだわり、70年以上コートを作り続けてきたブランドが、技術を結集して生み出した「100年コート」。”いいものを永く”。というコンセプトの通り、世代を超えて愛されるタイムレスな魅力が。購入者は、「100年コートオーナープラン」でケアを受けられる。 コート¥88,560/SANYO SHOKAI 問)SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340460
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「マッキントッシュ」といえば、イギリスのレインコートの代名詞。その起源は19世紀にさかのぼる。1823年、創業者のチャールズ・マッキントッシュが、画期的な防水布のコートを発表。2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着して熱を加えたマッキントッシュクロスは、乗馬用、軍用、そして日常のレインコートとして、英国中にたちまち広まった。
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英国、グラスゴーにあるマッキントッシュの生産工場。今も数多くの職人の手で、完全ハンドメイドで作られている。
英国国鉄の職員や警察官のユニフォームに使用されたり、ロイヤル ファミリーが着用したりと、英国で長く愛されてきた「マッキントッシュ」。現在もマッキントッシュクロスだけでなく、さまざまな素材でアウターを生産しており、最近では「メゾン マルジェラ」とのコラボレーションも話題を呼んだ。その製法は、職人による伝統技術を受け継いだ、完全ハンドメイド。どこかに上品な温かみを感じさせるデザインも、英国ならではといえるだろう。
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70年代のアーカイブより。現在も変わらぬ製法で生産されている「マッキントッシュ」のコート
文・久保田梓美

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