スーパーバイラーズと一緒に考える「SDGs」。日々のなにげない行動を見直すことが明るい未来にきっとつながる! 今すぐできることから一緒にトライしてみませんか? 今回は省資源を意識したアクションを、スーパーバイラーズ森田みやびさんがナビゲート。
【SDGsの目標】つくる責任つかう責任
無責任に資源を膨大に使う、生産・消費スタイルでは地球がもたない!
カフェやコンビニで《マイタンブラー》を使う
ごみになるものを“受け取らない”のも手。コーヒーなどを入れるタンブラーやボトルを持参すると割引きしてくれるお店も。環境にも経済的にもよいこと尽くし。
【森田さん's eye】コンパクトに持ち運べるstojoのタンブラー
NY発の折りたたみ式マイカップ。パーツは取り外し可能で、お手入れも簡単。スリーブつきだから熱さも感じにくい。ストージョ・ビギー 470㎖¥2100/マインドアート
《エコバッグ》を常に持ち歩く
ちょっと立ち寄ったコンビニでレジ袋を購入してごみを増やす……といったことがないようにエコバッグは常にバッグにイン。マチつきのものや大きさなどバリエーションがあれば使い勝手もUP!
【森田さん's eye】BAGGUのエコバッグを愛用中
ちょうどいいサイズ感とたっぷりのマチが使いやすいと人気。色・柄が豊富で、その日の気分で選ぶのも楽しい。BABY BAGGU(縦47cm×横26cm×マチ11.5cm) ¥1500/BAGGU
自分が出す《プラスチックごみ》を見直す
普段手にしているものはどんな素材でできて、使用後はどう処理されるのか。目の届かないところにも意識をもち、環境に優しい素材やリサイクル可能なものを選んでみよう。
【森田さん's eye】バンブー歯ブラシで歯も地球もキレイをキープ
ブラシ部分に生分解性の高いナイロン、持ち手に竹を使用した「Humble Brush」。売り上げの一部が世界中の口腔ケアを必要としている人々に寄付される。¥630/イッツソーイージー
プラスチックパッケージを使わない固形シャンプーバー
髪とシャンプーバーをぬらし、バーを数回滑らせ泡立て、髪を洗う。コンディショナーやボディソープ、スクラブなど種類も豊富。エティーク シャンプー バー ミンタジー 110g ¥1980/コスメキッチン
使い捨てられていた容器が何度も使える容器に変身!
使用ずみ容器を自宅から回収・洗浄し、中身を再補充して繰り返し利用するシステム「Loop」。美容アイテム、洗剤、食品など大手企業が参加し、2021年3月に運用開始予定 ※写真はアメリカの商品ラインナップです
【《プラスチックごみ》を見直すアクションは、たくさんのバイラーズが実践!】
ネットショップ販売 山嵜由恵さん
牛乳パック、ペットボトル、食材トレーなどをスーパーの回収ボックスに入れています
事務職 丸茂亜未さん
多用していた使い捨てタッパーを見直し、繰り返し使えるガラスの保存容器に替えました
会社員 久保田舞さん
生ごみをまとめる際のポリ袋を減らすため、生ごみ処理機の購入を検討しています
歯科医師 柚本真理子さん
毎日飲む紅茶をティーバッグで買うのをやめ、茶葉で買ってストレーナーなどでいれています
マスコミ関係 諸田景子さん
基本マイボトルや水筒を持ち歩き、テイクアウトする際には紙ストローを使っています
ネットショップ販売 上原 愛さん
瓶のリユースなどに力を入れている「 生活クラブ」を利用しています!
会社員 藤本美咲さん
自宅で飲む水をペットボトルで買わず、水道水を浄水してボトルに入れて飲んでいます
《洋服》を手放すときは捨てない
自分には不必要になった服も誰かにとっては必要なものかもしれない。“使わない=ごみ”ではなく、資源として再利用できる方法や場所を見つけ、モノの命も長く大切につなごう。
【森田さん's eye】不要になったものはリサイクルボックスへ!
【《洋服》を捨てないアクション、私たちも実践中!】
教育関係 若元 彩さん
着なくなった服はフリーマーケットアプリでまだ着てくれる人に譲るよう心がけています
公認会計士 安藤 唯さん
ユニクロの服は店舗の回収ボックスに入れるようにしています
《資源》について考える
お金を払えば欲しいものが手に入る時代。過剰な消費活動は、資源の枯渇や生産地の労働環境に悪影響を及ぼしかねません。資源の重要性を再認識しよう。
プライマルのラボグロウンダイヤ
天然の美しい輝きを放つダイヤモンドの陰には、紛争や過酷な採掘作業などの問題も。そこで誕生したのが人工ダイヤモンド。エシカルな輝きに新たな価値が
【《資源》について考えるアクション、私たちも実践中!】
広告関係 中島真亜沙さん
外出時は常にハンカチを 持ち歩いて、お店のペーパータオルをなるべく使わないようにしています
会社員 大長 都さん
ポリ袋に限らず、洋服やコスメを買う際にも過剰な包装は断っています
森田みやびさん (29歳・専門商社勤務)
ストイックにならず、気分よく!
「子どもが生まれてから、おむつや食べ物の容器などプラスチック製品を大量に消費し、大量のごみを出していた自分……。地球を汚す原因をつくっていたかもという罪悪感がSDGsを意識するきっかけに。まずは"なんとなく使う“をやめてデザイン性のあるエコグッズを取り入れるところからスタート。ストイックになりすぎず、楽しんで続けることも大切ですよね」
撮影/イマキイレカオリ ヘア&メイク/サイオチアキ〈Lila〉 モデル/森田みやび(スーパーバイラーズ) 取材・原文/堀 朋子 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 BAILAは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています ※BAILA2021年3月号掲載
【BAILA 3月号はこちらから!】