アナウンサーの既成概念にとらわれず、“自分らしさ”を大切にしながらその魅力で唯一無二のポジションを確立してきた弘中綾香。彼女の人物像を探るべく10の質問をしたところ、気持ちのいいほど潔くシンプルな自分軸が見えてきた！
弘中綾香ってどんな人？
Q.自分の“お気に入りポイント”は？
A.食の好き嫌いがないところ。出されたものをなんでも美味しくいただけるのはとても幸せなことだなって思っています。
Q.自分で「ダメだな」と思う欠点は？
A.洗濯物をたたむのが嫌い、お腹が減ると何もできなくなる、プレゼントをいただいたときも嬉しいか嬉しくないかが伝わってしまうほど感情が顔に出やすいのも「直さなきゃ」と思っている私の欠点。
Q.自分自身をひと言で表現するなら？
A.「頑固」「外見と中身が違う」「クセが強い」。
友達からも「ハッキリしているよね」とよく言われますが、自分の意思や意見はわりと強め。周りからの「こうしなさい」「ああしなさい」も自分が違うと思ったら「はい」と返事だけしてスルー。両親からよく「返事だけは一丁前」と言われていました（笑）。
よく言えば、人や周りに惑わされない。悪く言えば、聞く耳を持たない。ただ、尊敬している人からのアドバイスだけはちゃんと聞く。その取捨選択もハッキリしているかもしれません（笑）。
Q.好きなものはなんですか？
A.家がすごく好きです。
大好きなアイドルの映像を見たり、本を読んだり、料理をしたり……。外出せずとも幸せに家の中で一日を過ごすことができます。
Q.毎日の日課やルーティンはありますか？
A.「これがないと」「これをやらないと」そんなルールは私の中にひとつもないんです。生活の中にこだわりや執着していることも特になくて。歯磨きする、お風呂に入る、ゴハンを食べる……日課といえば本当にそれくらい。生活の基本的なことだけ。
Q.美しい“透明肌”の持ち主。弘中さんのスキンケアのこだわりは？
A.特にこだわりはなくて。メイクをしっかり落とすとか最低限のことしかしていないんです。メイクも同じく最低限。プライベートでは日焼け止めを塗り眉毛を描くくらい。肌トラブルは自分でなんとかしようとせずに美容皮膚科に駆け込み解決。肌の調子にかかわらず定期的に通っています。
Q.カバンの中に必ず入っているものは？
A.手帳、スマホ、お財布、あとは日焼け止めとリップくらい。荷物は少なく、とてもシンプル。
Q.ストレス解消方法やリフレッシュ方法は？
A.料理をすること、食べること。無心になって食材を刻む時間も好きですし、女友達と美味しいものを食べながら会話を楽しむのも大好きな時間♡
Q.苦手なものはなんですか？
A.スポーツ全般。一人でコツコツ積み重ねる筋トレやジム通いは嫌いじゃないのですが、団体競技や点数を競い合うスポーツはチームメイトに迷惑をかけてしまうので。ドッジボールとか大嫌いでした（笑）。
Q.人生の計画は立てていますか？
A.一年の始まりに抱負を掲げることもなければ、手帳に一年の目標を書いたことも一度もない。
人生の計画はまったく立てていません。その理由は「決めても意味がないから」。時代が変われば、環境も仕事も、出会う人も変わる。未来に何が起きるかなんて誰にもわからない。計画を立てたところで自分の思いどおりに進まないってわかっているので。
思いもよらない方向に進んだら進んだでそこにしかない面白さがきっと見つかる。予測不可能な人生の流れにあらがわずに楽しみたい。「明日からオーストラリア勤務です」と言われたら「マジかぁ」「急だなぁ」と驚きつつも、ワクワクしながら行ってしまうと思いますからね、私（笑）。
弘中綾香
ひろなか あやか●1991年神奈川県生まれ。’13年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして活躍するかたわら雑誌で３本のエッセイ連載を持つなど、自分自身の“表現”も大切に。今年は『弘中綾香の純度100%』と『ひろなかのなか』の２冊の本を出版。注目が集まっている。
ワンピース￥37400（ジェーンスミス）・ブレスレット￥24200（ノース ワークス）・リング￥25300（ルフェール）／UTS PR ピアス￥15730／ショールーム 233（ニナ・エ・ジュール）
撮影／今城 純 ヘア＆メイク／河嶋 希〈io〉 スタイリスト／辻村真理 取材・原文／石井美輪 構成／渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年9月号掲載
Baila Channel
