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【読む料理】30代にオススメのやさしくてじんわり美味しい食べ物系エッセイ3選【エディターズピック】

【読む料理】30代にオススメのやさしくてじんわり美味しい食べ物系エッセイ3選【エディターズピック】

食欲の秋が近づいてまいりました!

残暑で食欲が落ちてしまっている人にも、食欲が止まらない食いしん坊にも、オススメしたいのが「食べること」への愛に溢れるエッセイ。私は食べることが好きすぎて、食欲が止まらない時に食のエッセイを読んで「1食1食を大切に味わうぞ!」と気持ちを高めることで、暴飲暴食を防いでいます(笑)

秋は味覚からだけでなく、活字からも食を楽しむのはいかがでしょうか!

CONTENTS

  1. オススメ食エッセイ①『おいしくって ありがとう 味な副音声の本』
  2. オススメ食エッセイ②『忙しい日でも、おなかは空く。』
  3. オススメ食エッセイ③『タコ セロリ アボカド』 

オススメ食エッセイ①『おいしくって ありがとう 味な副音声の本』

『おいしくって ありがとう 味な副音声の本』 

商品名

『おいしくって ありがとう 味な副音声の本』 

ブランド

著・平野紗季子

価格

¥2310

公式HPはこちら

最初にオススメしたいのは、フードエッセイスト平野紗季子さんがパーソナリティを務める人気ポッドキャスト番組「味な副音声 voice of food」を書籍化した1冊。1作目であるフードエッセイ「生まれた時からアルデンテ」も、平野さんの職への強いこだわりと、豊かなボキャブラリーから繰り出されるパワーワードが炸裂していましたが、こちらの書籍は平野節的ワードセンスはそのままに、ポッドキャストのしゃべりの温度感がそのまま活字になっているのが魅力。

例えば、「あんこは限りなく液体に近い個体」の章では、越後屋若狭の水羊羹に対する愛おしい気持ちを「もうあんこの皇太子?みたいだね。この上をさスケートで滑りたいね。転んだりしてたまにかじりたいね。」と表現しています。音声でこの番組を聞くのももちろん面白いのですが、平野さんの繰り出すワードを活字で見ることによって表現の豊かさに新鮮に驚くことができます。このくらい真剣に味わっていたら、1回の食事やおやつの時間の充実度が半端ないはず!

俳優の吉岡里帆さんやモデルの高山都さんなど、豪華ゲストとの対談も多数掲載されているので、いろんな方の視点での食の楽しさが詰まっています。読めば読むほど、食への愛おしさが増していく本です。

オススメ食エッセイ②『忙しい日でも、おなかは空く。』

『忙しい日でも、おなかは空く。』

商品名

『忙しい日でも、おなかは空く。』

ブランド

著・平松洋子

価格

¥770

公式HPはこちら

心も胃腸もお疲れ気味の方にオススメしたいのは、レシピとエッセイがセットになっているこちらの本。平松さんの数ある著書の中でも、忙しくて心が疲れてしまうこともあるBAILA世代にこそ必要なお守りのようなエッセイ本です。特別で手の込んだ料理もいいけれど、気合の入ったレシピからは一旦距離をとって、塩をかけただけのトマトやあったかい柚子茶と一緒に休憩する日を作るのも大事であると気づかせてくれます。
「忙しいときほど、からだは滋養を欲しがっている。けれども台所に立っている時間がない。」から始まる「けんちん汁 日本のミネストローネ」の章は、忙しい時期の予防策としてのけんちん汁の力を教えてくれます。そうか、日曜日に作っておけば、週の半ばまで持つ上に、火を通すたびに美味しさが増すのか……。

平松さんの優しさから綴られたホッとあたたかい気持ちになる言葉と、からだを癒してくれそうなレシピ。なんだか疲れているかもなという日に、手にとって気になる章をめくってみてください。きっと自分をいたわるヒントをくれるはずです。

オススメ食エッセイ③『タコ セロリ アボカド』 

『タコ セロリ アボカド』 

商品名

『タコ セロリ アボカド』 

ブランド

著・長谷川あかり

価格

¥1760

公式HPはこちら

最後は、BAILAでも連載中の大人気料理家・長谷川あかりさん初のエッセイ本。「酒蒸しハンバーグ」のレシピで一躍有名になった長谷川さんは、他にもまるごとチキン&ズッキーニの炊き込みなど、少ない調味料や少しギョッとしてしまうような調理手順でも美味しくなることから、「あかり信じてるぞ」のミームでも話題になりました。長谷川さんのレシピは、スーパーで買える食材なのに、作る工程や味がエンターテイメントになるのが凄さ。そんな意外性のあるレシピがなぜ生まれたのか。長谷川さんの幼少期から管理栄養士になるべく大学に通っていた時期の話、そして料理家としてレシピを作る過程でのパートナーとのエピソードを辿ることで、その謎が徐々に見えてきます。

淡々とした語り口で、「地球最後の日に食べたいのはさすがに日本食だと思うのに、夫はカオマンガイならいけると言う」「スーパーの試食コーナーで心が浮き立つ」話などのちょっと変なエピソードが飛び出すのがクスッと笑えて元気が出ます。そして、エピソードが進むにつれて「料理で苦しんでほしくない」という長谷川さんの料理家としての信念が伝わってきます。食事は毎日続くものだから、料理をしなくてはという気持ちに追い詰められてしまう時がある。だからこそ、「これはどんな味がするのかな?」と思えるレシピに出会い、料理に前向きになれたら、きっと救われることがある。長谷川さん自身が料理が苦しいと感じてしまった経験を辿りながら、私たちを料理の呪いからゆっくりと解き放ち、料理を楽しみたいと思わせてくれるエッセイです。

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