こんにちは!
スーパーバイラーズの大和田幸恵です。
今月の読書部のお題「学ぶ一冊」にちなんで、私からビジネスで活かせる本をご紹介します。
安宅和人 『イシューからはじめよ』──知的生産の「シンプルな本質」
皆さんは自分の仕事をどう定義していますか。
定義していないことで起こる問題があると考えたことがありますか。
仕事でも、そうでない時でも取組む前に解決すべき問題を定義しないと、無駄な努力ばかりで成果が得られなくなります。問題意識の欠如から仕事が上手くいかなくなります。
そこで、その仕事の問題(イシュー)を見極めて課題を設定する。それによって、自分の仕事の質を改善してくれる。そういうヒントが書かれた一冊です。
仕事とは、仕事を完了することが重要ではなく、その仕事の課題を的確に設定し解決することが重要だとされています。
仕事を解決するために無駄な時間ばかりをかけてしまっている。答えを出してもその仕事の問題自体が的確ではなかった。本当に解決すべき問題でなければ、無駄なものになってしまいます。
その中で注意しないといけないのが仮説です。白か黒かはっきりしていない曖昧なものだと、作業量が膨大になってしまいます。そして仕事が前に進まなく、変化がないものになってしまいます。
ここで大事なことはよい課題を設定するには一次情報を取り入れることです。ネットの情報ではなく生の人の声・現場の声が必要なのです。人、現場、チーム、基本的なことでもありますよね。
仕事の仕方、生産性について興味のある方におすすめです。
何度も読み返すと頭の整理が出来ます
この本と出会い10年経過していますが、何か困ったり、息詰まると読むとひらめいたりするヒントが詰まった本です。
私の学びの本としていつでもこの本から学んでいます。
皆さんの学びの本ありますか?