ダイエットを決意するものの、昔のように思い通りに痩せられない……。そんな声を受け、BAILA世代にベストなダイエット法を探るウェブ企画がスタート。まずはダイエット成功者の体験談をご紹介。今回はスーパーバイラーズの水谷茉由さんに、−8kgのダイエットに成功した秘訣を教えてもらいました。私たちが痩せられるヒントがここにあるはず。

1996年生まれ、愛知県出身。設計職。2024年からスーパーバイラーズに。コスメやアロマが好きで、ブログでは#美容部 としてビューティを中心に発信。
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【Before→After】5ヵ月で−8キロのダイエットに成功

デスクワークが主な職業柄、動くことが少なく徐々に「肉がついてきたな」と感じていたという水谷さん。20代後半に差し掛かり、1年の短さを痛感。「何か新しいことを始めたい」と思った矢先、ウエディング特集に素敵なモデルさんが。ホルターネックから真っ直ぐ伸びる二の腕に憧れを覚え、ダイエットを決意!

1ヶ月や2ヶ月のタイトなダイエットは体に負担をかけると思い、5ヶ月という期間に設定。カロリー制限をして徐々に体重を減らし、順調に5ヵ月で8キロ痩せに成功。Before(左)とAfter(右)を比べると、フェイスラインも二の腕もスッキリ! ダイエットしたことで自信が生まれ、バイラーズメンバーに応募。そして見事合格!
これまでのダイエット失敗歴
食欲抑制効果を持つ内服タイプの医療ダイエットと、糖質オフダイエットは個人的に合わなかったという水谷さん。内服のダイエットは胃に負担がかかってしまったのか、体調不良になってしまい1週間でダウン。糖質オフもしばらく試みたものの、仕事中どうしても集中するために糖分は必要だなと思い、3日ぐらいで挫折。脂質制限は肌が乾燥&便秘になり断念。ここで「無理な食事制限は向いていない」と気づく。
コツコツ続けることで、ー8キロを達成

ダイエット期間:5ヶ月
体重変化:53kg→44.9kg(-8.1㎏)
身長:158㎝
かかったお金:ジム代 ¥3000/月、整体 約¥9000/回
7割型カロリー制限で痩せたという水谷さん。カロリー制限をして1週間で500gずつ痩せる設定に。さらに食事を12時間以内に済ませ、残りの12時間は食べないようにするプチオートファジーとジム通いを組み合わせ、順調に体重ダウン。7月に何をやっても痩せない時期が訪れたが、そういうときはいつもと違うことをやると良いと聞いたので、運動量やストレッチを増やし、停滞期を脱出。8kg痩せを成功させる。1年以上経った現在もキープ中。
成功ダイエットの【食事管理】一日の総摂取カロリーを1200kcalに設定
コンビニランチはおにぎり1個+α
片倉岳人さんのYouTube「ダイエットの知恵袋」を参考に、カロリー制限をしたという水谷さん。1日の摂取カロリーを1200カロリーに設定。1週間で500g、1ヶ月で2kg痩せるという計算に。だいたい1回の食事量を300〜400カロリーに。だいたいおにぎり1個を中心に、サラダやスープなどを組み合わせ。
「最初の1週間はキツいのですが、その後は胃が小さくなるせいか慣れて行きます。“お腹いっぱい食べる”という習慣も辞めました。片倉さんのYouTubeは、“何食べてもいいよ、その代わりカロリーは気にしよう”ってポジティブマインドなので、前向きにカロリー制限ができるように」(水谷さん・以下同)
夕飯はヘルシーに野菜中心の鍋
夕飯は自炊で野菜中心に。一番出番が多かったのは鍋。好きな野菜+肉少々+鍋キューブなどを合わせ煮るだけという手軽さも、ダイエット中の食生活を後押ししてくれたのだとか。夕飯はだいたい20時までに食べ、12時間は開けるプチオートファジーに。夕飯が遅かった場合は朝ご飯を食べないなどしてバランスを調整。カロリー計算は、前回の藤田さん同様「あすけん」アプリを愛用しているのだとか。
「無理はしたくなかったので、食事会や飲み会は気にせず食べていました。だいたい800カロリーぐらい食べてしまっているので、余剰分は翌日からバランス調整。1日で無理に制限するのではなく、数日など見てざっくりと調整していました。鍋は色んな味ができるし、簡単なので飽きずに続けられるのでおすすめ」
間食も200kcal以内ならOKのルールに
ダイエット中のおやつも無理に制限せず、食べたかったら食べる。その代わり200カロリー以下ならOKに。その方がストレスにならず、カロリー制限も続けられるように。
「個人的にストレスは逆に暴飲暴食のもとなので、ストイックになりすぎないこともダイエットには大事かなと。おやつは200カロリー以内ならOKとし、それはダイエットが終わった今でも続けています。ミニパックのものや和菓子など、意外と選択肢もあるんです。夜などにどうしても間食したくなった時は、歯磨きをして気分を紛らわしていました」
成功ダイエットの【運動】「チョコザップ」で週2~3、1時間程度筋トレ
運動習慣を身につけ、停滞期を乗り越える

水谷さんがダイエットスタート時に入会したのが、チョコザップ。仕事帰り、週2〜3程度通い、気になる二の腕&お腹周り中心にトレーニングをしていたとか。
「カロリー消費というよりも、筋トレ目的のためにジムに通い始めました。ウェディング特集で見たモデルさんのような引き締まったスタイルを目指し、二の腕とウエストを集中的にトレーニング。停滞期がきた時はジムに通う頻度を増やし、停滞期を脱出。徐々にお肉のぷよぷよ感が減り、ウエストも1サイズダウン」
成功ダイエットの【ボディケア】姿勢改善のため、整体に通った
ストレートネックや巻き肩を改善してスタイルアップ
ストレートネックや巻き肩を改善するため、月1回の整体も習慣に。姿勢を直していった結果、思わぬ副産物も得られたという水谷さん。
「正しい姿勢にするために、普段からお腹に力を入れるようになりました。ぽこっと出ていた下腹が自然と引き締まり、お腹周りもスッキリ。巻き肩を直すことで肩の厚みも減り、二の腕も細く見えるように。“痩せた?”と言われる機会も増えました」
水谷さんのダイエット振り返り格言「悲観的にならないこと。長い目で見て調整すればOK!」

「ダイエットのモチベーションを保つためには、ストレスがとにかく厳禁! 設定した摂取カロリー以内だったら食べたいものを食べてOKと考えたら、私自身も気が楽に続けることができました。とはいえ、飲み会や生理前などで、どうしても暴食してしまう日だってあります。そんな時は悲観的にならないことが肝心。ジャンクフード食べちゃった、焼肉を食べちゃった……と、起きてしまったことを後悔して立ち止まるのではなく、じゃあ、明日の夕飯で調整しようとか、明日の仕事帰りジム行こうとか、上手に切り替えていくことがポイント。
それも1日で調整しようとすると身体的にもキツいので、数日使って調整すれば十分。また、ストレスを溜め込まないためにも、ダイエット以外に熱中できるものを作ることも大事。趣味でも推し活でも、資格の勉強でも何でも良いので、発散できる場を他に作ると、ダイエットのストレスも軽減できますよ」
確かに、今までダイエットが続かなかったのは、メンタル面でモチベーションが続かず挫折してしまうことが多かったのかも。ストイックになりすぎず、でもカロリー制限や運動でコツコツ調整。すぐに結果を出そうとはせず、地道に自分と向き合うことの大切さを教えてくれた、水谷さんの体験談でした。
取材・文/谷口絵美



























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