ダイエットを決意するものの、昔のように思い通りに痩せられない……。そんな声を受け、BAILA世代にベストなダイエット法を探るウェブ企画がスタート。まずはダイエット成功者の体験談をご紹介。スーパーバイラーズの藤田まきさんに、−7kgを成功した秘訣を教えてもらいました。私たちが痩せられるヒントがここに!

1993年生まれ、新潟県出身。2020年からスーパーバイラーズに。スポーツ観戦や絵を描くことが趣味の都内勤務OL。BAILA webでの-7kg痩せブログが話題に。
【Before→After】8ヵ月でー7キロのダイエットに成功

2019年頃までは40〜42kgをキープしていたものの、2020年のコロナ禍に一気に+11kgも増えてしまったという藤田さん。
前職はアパレル業でインスタライブを行う機会も多く、盛れない自分を客観視してダイエットを決意。とはいえ、なかなか成果を出すことができず、3年程はダイエットをする→結果が出ずに辞める状態を繰り返す日々。
2024年1月から「このままじゃダメだ」と本気で自分と向き合い、8ヶ月で7kgダウンに成功!
これまでのダイエット失敗歴
ダイエットを始めたばかりの頃は、極端な食事制限をする日々。3日断食や夜ご飯を抜く、朝食抜きや朝バナナ……。さらに運動習慣がないのに週2でジムに通い、どこに効いているのかもわからないまま闇雲にマシンを使ってヘトヘトになり、疲れやストレスから食に走ってしまう。その結果、2〜3kg落ちたところで限界を迎え、やる気がなくなりリバウンド。こんなダイエットを3年ほど繰り返していたのだとか。
コツコツ続けることで、ー7キロを達成

ダイエット期間:8ヶ月
体重変化:52㎏→45㎏(-7kg)
身長:157㎝
かかったお金:約¥20000/ひと月
ダイエットを本格的にスタートした1月は、一気に2kgダウン。そのあとは1ヶ月−1kgと、コツコツと減量をしていく。通っていたジムは辞めて、自宅トレーニング&10000歩ウォーキングに切り替え。かかったお金は、インナーケアの酵素代程度。「続けること」を意識した結果、課金しないダイエットに。
成功ダイエット【食事管理】自炊はほぼなし!高タンパク・低脂質を意識
消費カロリーから摂取カロリーを設定
今まではただ“食べない”ダイエットを繰り返し、ストレスからリバウンドしてきた藤田さん。無理な食事制限は自分には合っていないと気づき、適切なカロリー制限をするダイエットに見直し。
カロリー制限とは、生きているだけで消費するエネルギー基礎代謝と、運動や身体活動による消費エネルギーを足した消費カロリーを、食事による摂取カロリーが上回らないようにするダイエット。藤田さんは消費カロリーが1400カロリーだったため、摂取カロリーを1000〜1200カロリーに設定。「あすけん」というアプリに食事を記録し、摂取カロリーとともに栄養バランスも可視化。ほぼ自炊をしない生活でも栄養バランスの取れた食事ができるように。
遺伝子検査で“脂質に注意”と判明
「朝は酵素のみにして、ランチ&夕食で1200カロリー以下にするように意識。遺伝子検査をしたところ、私は脂質で太りやすいことが判明したため、低脂質&高タンパクの食生活に。腸内環境を整えることで痩せ体質になれると聞いたので、お米は白米からスーパー大麦にチェンジ。自炊はほぼしないのですが、コンビニやスーパーの惣菜も充実しているので、飽きずに続けられました。おやつをどうしても食べたいときは我慢せず、200カロリー以下に抑えて消費カロリーからは超えないように。その代わり、夕食を減らしたりして、総カロリーでバランスを取るようにしていました」(藤田さん・以下同)
20時までに食事を終わらせ、16時間断食
食事内容だけでなく、意識したのが16時間断食をするオートファジー。20時までには夕食を終わらせ、ランチを12時にすることで、16時間の断食に。自然と食べる量も減り、少量でも満足感が出るようになったとか。
「胃腸を休めることは腸活にもつながるので、16時間のプチ断食を行なっていました。丸1日何も食べないわけではないし、酵素はOKとのことなので朝食代わりに酵素を摂ればストレスフリー。睡眠時間も断食時間に含まれるため、無理なく続けることができました。体も軽くなって、いいことずくめ」
成功ダイエットの【運動】ウォーキングと宅トレを習慣に
お散歩アプリとともに楽しくウォーキングで1日10000歩以上歩く
ジムはなかなか続けられないため、通勤という日常の行為をウォーキングという運動習慣に。家から駅が遠いことを利用し、1日10000歩を歩くことを意識。
「歩き慣れていない人が急に1日10000歩は大変なので、1000歩ずつなど徐々に歩数を増やしていくのがおすすめ。私は『Pikmin Bloom』というお散歩アプリを使用。ただ歩くことが、ピクミンとの楽しいおでかけになるので、ウォーキングや通勤も楽しく歩けます」
朝起きたら5分と寝る前に10分、YouTubeで簡単な筋トレも
ジム通いが続かなかった藤田さんは、自宅トレーニングに切り替え。辛いメニューは続かないため、YouTube動画の5分程度のメニューを習慣化。夜は気分に合わせて10分程度のトレーニングをしていたとか。
「骨格ストレートなので、気になる上半身メニューを中心に。トレぴなさんやMomomiさんの動画を参考にしていました。隙間時間に行うからこそ、無理せず続けられることを実感!」
成功ダイエットの【サプリ】酵素と乳酸菌のサプリで腸活

朝食酵素+乳酸菌で腸内環境を整える
朝食代わりに摂っていたのが、yukino snow flora* be Graceというコラーゲン入り酵素。夜は韓国で購入したラクトフィットという乳酸菌も一緒に採っていました。腸内環境が整うため、お腹がスッキリ。さらに、寝つき&寝起きが良くなったため、朝から活動的になれたという副産物も。その結果、朝に余裕が生まれ、隙間時間にトレーニングなども取り入れられるように。
「この酵素を作っているyukinoさんが、本当に美しく憧れで。ダイエット法を聞いてみたところ、“続けられること以外はしてはいけない”というアドバイスを頂いたんです。それがきっかけでダイエット法を見直すように。酵素+腸活で睡眠の質も良くなり、朝の気力が高まり運動習慣を取れるように。ストレスも減ったおかげか、暴飲暴食をすることも無くなりました
左:yukino snow flora* be Grace
長期熟成酵素に良質なコラーゲンを1000mgプラス。空腹時や食事30分前に摂ることで、血糖値の上昇も予防。より早く腸内環境を整える。
右:ラクトフィット ゴールド
韓国で話題の腸のための”生”乳酸菌。腸内環境を整えるだけでなく、免疫ケアまでも叶える。藤田さんは韓国オリーブヤングにて購入。
成功ダイエットの【むくみケア】水を1.5~2リットル飲む

水分を摂り老廃物をデトックス
ダイエット前は水を摂る習慣がなかったという藤田さん。朝に水分を摂ると老廃物を排出できると聞き、なるべく午前中に水分を摂取するように。
「水は1日1.5ℓから2ℓを意識して飲むようになりました。特に朝イチは積極的に摂取。450ml入る大きなマグカップに、秋冬は白湯、春夏は常温のお水を入れて飲んでいます。水分をたっぷり摂るようになったら、お腹が減りにくくなりました。それでもお腹が空く時は炭酸水を飲んで紛らわすことも」
藤田さんのダイエット振り返り格言「ストレスをためずに習慣化することが大事」

「トライ&エラーを繰り返して気づいたのは、“無理をしない”ことが大切だということ。無理をしてしまうとそれがストレスになって、結局は続けられなくなってしまう。だから私は、友人との飲み会も断らないし、お菓子も食べたかったら食べる。だけど、そこで我慢をしたり、してしまったことを責めるのではなく、“じゃあ、どうしようか”と切り替えるように。その代わり食べた分だけ運動したり、その後3日間ぐらいの摂取カロリーでバランスを取ったりすることで、モチベーションが下がらず、ダイエットを続けられることができました。
ダイエットは私にとって、幸せになるためのもの。実際、痩せたことで褒められることも増えたし、今まで入らなかった服が似合うようになったり、肌質も綺麗になったりと良いことばかり。だからこそ、無理するダイエットは違うなって思うんです。私が目指すゴールまではまだ途中。だからこそ、これからも自分のペースでゆるく続けて、理想の体型を目指していけたらなって思っています」
前向きに、まだまだダイエットを続けるという藤田さん。そこに無理している様子がないのは、いつもの生活に組み込める範囲で、痩せ習慣を取り入れたのが勝因なのかも。継続は何より力になる。それを教えてくれた藤田さんのダイエット成功記でした。
取材・文/谷口絵美