「髪のボリュームが減ってきた」「つむじまわりがさみしくなってきたかも」と思うことはありませんか? 実は今、30代のバイラ世代で薄毛に悩んでいる人は少なくないんだとか。本シリーズでは、読者の様々なギモンを解決すべく、薄毛治療の専門医に聞いた最新情報をお届けします。今回は、30代女性の薄毛悩みの実情と寄せられた赤裸々な声をご紹介!
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Q1 「自分は薄毛かも」と思うことはありますか?
半数以上が「よく思う」 「ときどき思う」と回答!
「よく思う」と「ときどき思う」を含めて、57%の人が思い当たる節があると回答。30代女性の二人に一人が薄毛の悩みに直面していることが発覚しました。「薄毛は年配の人のお悩み」というイメージは変わってきているのかも?
Q2「薄毛」にまつわる困ったことや、ネガティブな気持ちになったエピソードを教えて!
髪の毛は日常的に人に見られるものだから、薄毛問題がメンタルの落ち込みにつながることも。「薄毛に悩んでいる」と答えてくれた人に、具体的に困るシーンやネガティブな気持ちになってしまう出来事を教えてもらいました。
「うつむいているところや後ろから写真を撮られたとき、つむじ付近の白っぽさに自分でも驚いてしまった。それ以来、写真を撮るシーンでは帽子をかぶるように……」(32歳/不動産営業)
「頭頂部を見せたくない一心で、日常的にハラハラしてしまう」(33歳/介護)
「抜け毛が増え、お風呂の排水溝掃除の頻度が増えて地味にストレス」(30歳/アパレル店員)
「生え際の後退が気になってから、おでこを出すヘアスタイルができなくなった」(39歳/広告代理店)
「結婚式でやりたいヘアアレンジがあったのに、毛量が足らずイメージとは違った髪型になってしまいました」(38歳/事務職)
Q3 薄毛が特に気になるのは、どのようなポイントですか?
「つむじ付近の分け目」が気になる人が多数!
Q1で「よく思う」「ときどき思う」と答えた人に、どのようなポイントが気になるか聞きました。
気になるポイントとして多く挙がったのは「つむじ付近の分け目の目立ち」や「おでこの生え際」。抜ける髪の多さなどよりも、人から見られたときにパッと目に入る部分が気になる人が特に多いもよう。
Q4 薄毛について何か対策はしていますか?
特に対策していない人も約半数!
「薄毛が気になる」と自覚しつつも、半数近くが対策をしていないことが判明! 対策や薄毛ケアをしていない人に理由を聞いてみると、「コストがかかるから」 「専門のクリニックはハードルが高そう」との声が。「仕事と育児でなかなか自分の時間が取れず手が回らない」というバイラ世代ならではのお悩みも寄せられました。
Q5 薄毛について、具体的にどんな対策をしていますか?(複数回答可)
「対策をしている」と答えた方のなかには、本格的な育毛アイテムを使用している人が! 分け目を変えたりコスメでカモフラージュするなどライトなケアを実践している人も。気になる部分も度合も人それぞれなので、個人に合ったケアを選んでいることがうかがえます。
今回のアンケートでは、30代女性の二人に一人が薄毛に悩んでいるということが発覚し、なんとも緊迫感あふれる声が集まりました。自分の髪を見て気分が落ち込んだり、今までのヘアアレンジが楽しめなくなったり……と、このモヤモヤを放置するわけにはいきませんよね。
次の記事からは、薄毛治療を行うエイジングケアクリニックの医師が、私たちの気になる疑問にお答え。「そもそも薄毛って?」といった基本の解説から、おすすめの育毛剤などもご紹介します!
取材・文/三上六花 ※アンケートは30代の女性を対象に、2024年6月19日~6月23日に実施。回答者数は97人。