定着しつつあるリモートワーク。人目を気にせず仕事に没頭していると、姿勢が悪くなったり表情が乏しくなったり……。オンライン会議前、モニターに映る自分の顔にギョッ! という経験がある人も多いのでは? そんな方のために、わずか3分で声も表情も明るくなる方法を教えてもらいました。
![教えてくれたのは、アンチエイジングデザイナー・村木宏衣さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/ba/baa4305d-2053-4a1e-8387-84fddbf76e87.jpg)
教えてくれたのは、アンチエイジングデザイナー・村木宏衣さん
女優やモデルが足繁く通うサロン「Amazing♡beauty」の代表。骨格や筋肉の歪みを瞬時に見抜き、独自のメソッドで本来あるべき姿へと導く、美ボディづくりのプロフェッショナル。チャーミングで小柄な容姿からは想像もつかないパワフルな施術で、海外のVIPやセレブリティの顧客も多く持つ。
オンライン会議前の3分で「疲れ目」をリセット
「まぶたの開け閉めには、本来瞳の奥の小さな筋肉を使うのですが、疲れが溜まると額の大きな筋肉を代用するようになります。PC作業などで前のめりの姿勢が多い現代人は、頭皮から額の筋肉がコリやすい傾向に。そうするとまぶたをうまく引き上げられなくなり、重たく感じてしまうのです。目の酷使によって緊張した目まわりの筋肉と額の筋肉をほぐせば、目の開け閉めがスムーズになりますよ」(村木さん)。
1:猫の手で額をクルクルもみほぐす
![【顔筋ほぐし】1:猫の手で額をクルクルもみほぐす](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/67/67388d7a-70c9-4540-b49e-3d1a2fd6ec0f.jpg)
手を猫のようにグーにしたら、指の第1関節と第2関節の平らな面を眉の上に当て、その場でクルクルと5回もみほぐす。眉間からスタートし、こめかみに向かって4カ所に分けてほぐしていく。さらに、おでこの中央と生え際も、中心から外側に向けて同様に繰り返す。
2:眉のつけ根を圧迫しながら「うんうん」「いやいや」
![【顔筋ほぐし】2:眉のつけ根を圧迫しながら「うんうん」「いやいや」](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/01/01358539-08c9-45b9-9cc4-954b4d20a898.jpg)
![【顔筋ほぐし】手の指をカギ状に曲げて](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/c8/c815208a-9e24-4892-8622-87e9b239ed66.jpg)
机にひじをついたら、手の指をカギ状に曲げ、第1関節と第2関節の間の平らな部分を眉のつけ根に引っ掛ける。指の位置が定まったら頭の体重をかけるようにして眉のつけ根を圧迫。ゆっくりと「うんうん」「いやいや」と首を小さく縦横に振り、これを5セット繰り返す。
3:目の周りの眼輪筋をほぐす
![【顔筋ほぐし】3:目の周りの眼輪筋をほぐす](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/62/6218bcfb-8209-4c0b-99ae-47d2a1ede248.jpg)
眉頭から眉の中央、眉尻、さらに目尻へと4カ所に分け、目のまわりを囲むように位置する眼輪筋をほぐすように圧をかける。眉尻と目尻は引き上げるように圧をかけると効果的。
オンライン会議前、たったこれだけで疲れ目が回復! ぜひ試してみてくださいね。
イラスト/きくちりえ 取材・文/野崎千衣子 企画/山岸成実<BAILA>