王道のブラウンシャドウ＋ラベンダーのハイライトで透明感を【大人の秋の“多幸感”メイク】

心も表情もパッと晴れやかにする秋の新色メイクを、人気ヘア＆メイクアップアーティスト・林由香里さんに教えてもらいました。定番のブラウンシャドウに静けさを湛えたラベンダーハイライトで、透明感という名の多幸感を。

「バイラ世代がメイクで多幸感を表現するなら、潤いや湿度、儚さを感じさせるような透明感がカギ。そしてぬくもりのある色を、甘すぎずサラリと取り入れるのがおすすめです。やわらかなムードにエッジィさや深みのあるカラーをスパイスのように加えれば、コンサバすぎず洒落感があって余裕を感じられる顔が作れると思います」（林さん、以下同）

「定番のブラウンシャドウに静けさを湛えたラベンダーハイライトで、透明感という名の多幸感を。チークではなくハイライトで肌の質感を引き出すことで、トレンド感のある洗練された印象に。アイシャドウはパーリーなコーラルトーン。肌との質感のコントラストで奥行きと洒落感が際立ちます」

【SKIN】大きめのブラシで1を軽くとり、黒目上からCゾーンにふわっと入れ、ブラシに残ったものを鼻横から頰中央に向かってなじませる。
【EYE】2の右上と左下を混ぜてアイホールにブラシでのせたら、右下をキワから太チップ幅より少し広めのグラデーションに。次に下段の2色を細チップで目尻2/3にライン状に入れ、太チップで左上のベージュを目頭から目尻全体に重ねて入れてジュワッとにじみ出る立体感を。
【LIP】3を直塗り。透け感のあるバームなら、パープルも素の唇の色が透けて混じり合い、肌から浮かずに楽しめる。

ジャケット￥93500／アー・ペー・セー カスタマーサービス（A.P.C.）　中に着たニット￥49500・カーディガン￥52800／エイトン青山（エイトン）　イヤカフ￥2090／サンポークリエイト（アネモネ）

撮影／三瓶康友（人）、橋口恵佑（物）　ヘア＆メイク／林由香里　スタイリスト／鈴木美智恵　モデル／森絵梨佳　取材・原文／天野宏香　※BAILA2025年10月号掲載