ベースメイクアイテムは、ファンデーションのみならず、サブアイテムたちもどんどん進化中。使いこなし術をマスターすれば、さらに理想の肌へと近づけるはず♡　今回は、シェーディングやカラー下地、カラーコンシーラー、チークの使い方について、ヘア＆メイクアップアーティストの中山友恵さんが伝授！

「不要な部分に影を落とさないためにも、小回りのきくスティックシェーディングはとても画期的なアイテム！　フェイスライン、眉頭下〜鼻根横、小鼻横、下唇の中央底部分に影を足し、軽く指でぼかして。ここに影があることで、自然な立体感を演出できます」（中山さん･以下同）

「カラー下地は肌悩み＋なりたい印象でチョイス。取り入れ方は、こちらの基本プロセスのピンク系下地のステップと入れ替えればOK。オレンジやイエローは全顔塗りでもよいですが、その他の青み系カラーは顔の中心または気になる部分にポイント使いがおすすめ」

カラーコントロール効果とともに、保湿効果も備えるカラー下地。ナチュラルな明るい肌をつくるならイエロー×ブルー、澄んだ肌ならグリーン×ラベンダーの組み合わせが好相性。エレガンス モデリング カラーベース SPF25・PA++ 30g 全7色 ￥5500／エレガンス コスメティックス

「用途はカラー下地とほぼ一緒。広範囲は下地で、ポイント使いはコンシーラーでと考えるとわかりやすいと思います。ピンクやラベンダーはくすみ、オレンジは青クマ、イエローは赤ニキビや色素沈着＆茶グマなどをポイントでカバーしたい人におすすめです」

「ピンクライラックのカラーは、一見難しそうだけどハイライトとチークの中間のようなイメージ。頰の高い位置から、指でトントンとたたき込むように薄く広げて。涙袋下まで高めに広げると、今っぽい印象になりますよ」

撮影／榊原裕一（人）、久々江満（物）　ヘア＆メイク／中山友恵　スタイリスト／小林実可　モデル／上西星来　取材・原文／谷口絵美　※BAILA2025年11月号掲載