「uka nail oil 213 for colette」は、コレットを訪れた人なら誰でもピンとくる(はず)の、あのフィグをベースにした、甘酸っぱく、ちょっとエッジの効いた店内の香りを再現したもの。2011年に発売されたものの復刻版だそう。私の記憶では、この香りはまさに「お洒落をする高揚感」の香りなんです。ハイブランドの最旬アイテムやクラブミュージック、ユニークな文房具などイケてるものの全てが揃っていたコレット。お金はなくて何も買えないけどファッションやクラブカルチャーが大好きだった学生時代も、初めての海外出張で思い切ってマルニのコートを清水買いしたときも、常にこの香りの思い出があります。
ブルーのケースには、1997ー2017と、コレットの誕生年と閉店の年が記されていて、我がおしゃれ青春時代を振り返るようでなんだかジーンときます。
おなじみの、ほかのukaのネイルオイルと同じく、塗りやすいロールオンタイプでデスクや出先で気が向いたらコロコロと。つめ先はもちろん、耳のうしろや手首などにぬって香りを楽しむことも。
甘すぎる香りが嫌いなんですが、これはフィグの爽やかな甘さのなかに、ちょっとフレッシュなグリーンやスパイシーさがあって、なんというか…すごく知的さがあるんです。そして、あー、この人のこともっと知りたいな…と思うような、不思議さもあります。
同じ経験をした方も多いと思いますが、コレットで買い物をすると、この香りが洋服や包み紙に残って、自宅でしばらくパリ気分(笑)を味わえるんです。お洒落するときのワクワク感を思い出させてくれる、あの香り。もう、コレットに行けないと思うと本当に切ないのですが、ネイルオイルを使いながら、いくつになっても、お洒落ゴコロだけは失わないようにしよう、と密かに決心。ああ、パリにまた行きたいなあ。(編集U)