働く30代に多い肌トラブルの「大人ニキビ」。ニキビの色素沈着やクレーターをきれいにするにはどうすればいい?大人ニキビのリアル悩みをドクターが回答します。
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長
最新の美容医療に精通し、「キレイのQOLを高める」がポリシー。自身もニキビやアトピーを克服したという先生の患者目線の診療は業界関係者からも大人気。
【大人ニキビのお悩み1】ニキビあとの色素沈着が治っていない気がします(31歳・通信業事務)
→放置していたら治るのに半年程度かかるもの。早くきれいにしたいなら、ピーリングケアを
ニキビあとの赤みが消えるまでには、3カ月〜半年かかります。フォトフェイシャルなどの光治療やケミカルピーリングを。色素沈着ケアにも、ニキビ菌の殺菌にもなり一石二鳥。自宅で行うなら低刺激のものがおすすめ。
代謝を整え、毛穴やニキビの出にくい肌に。タカミスキンピール30㎖¥4800/タカミ
【大人ニキビのお悩み1】クレーターのようなニキビあとをきれいに治したい(33歳・商社事務)
→へこみを自力で治すのは不可能。クリニックでの注入療法を
ニキビあとのへこみは真皮まで達しているので、シワやたるみと同じレベルの治療に。ダーマペンで肌に細かい針穴をあけて成長因子を導入し肌再生を促したり、ヒアルロン酸でへこみを持ち上げる治療がメイン。
画像/銀座ケイスキンクリニック
撮影/細谷悠美 取材・原文/高見沢里子 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※BAILA2020年3月号掲載