エイジングが気になり始めるお年頃、皮脂が増える季節、その上マスク生活。お肌の危機に直面中の大人毛穴の本当に正しいケアとは? ドクターが皆の思い込みに警鐘を鳴らします。
読者293人も悲鳴! 「毛穴が人生MAX気になります」
「毛穴悩みが悪化した」「以前は気にしていなかったのに気になるようになった」という人が半数以上! 多く届いたお悩みを抽出しました。
※「最新毛穴事情アンケート」にBAILAメルマガ会員293名が回答(2021年2月12日~17日に実施)
【詰まり毛穴】
「マスク生活に入ってから白いプツプツが大量発生!」
「角栓をこすってもダメ、そっとしてても取れない、どーすればいいの!」
「鼻のてっぺんにギッチリ詰まった角栓が居座ってる!」
【黒ずみ毛穴】
「何を試してみても黒ずみが取れない!!」
「洗っても取れない黒ずみって、もしかしてシミ⁉」
「思春期でもないのに毛穴が黒ずんでるってどーいうこと⁉」
【開き毛穴】
「マスク生活に入ってから、毛穴が徐々に拡大してる!?」
「何を使ってもファンデの毛穴落ちが気になる!」
「出ては消えてた毛穴が、“いつもいる”ようになってきた~」
【たるみ毛穴】
「毛穴が縦に広がってきた気がしますが、どうしたらいいの?」
「毛穴の存在感がどんどん増してる…⁉ まさかこれがたるみ?」
「この毛穴を小さくするには、もはや美容医療しかない?」
写真協力/ウォブクリニック中目黒、タカミクリニック
ドクターが警鐘「マスク時代の30代には、新しい毛穴ケアが必要です!」
詰まりに黒ずみ、開きにたるみと、とにかく「毛穴が気になる!」という読者が多数。実は、これは私たちの思い込みに起因していることも多い、と髙瀬先生。
「マスクをしていると、潤っていると勘違いして保湿の手を抜く人がいます。特に30代は、まだエイジングは関係ない、と安心しているせいか肌内部の潤いが足りない“インナードライ肌”の人が本当に多いんです。そのままではハリをもたらすコラーゲンやエラスチンが減っていき、たるみやシワを引き起こすことに。毛穴を気にする人は、春夏とはいえあっさりケアではなく、たっぷり保湿で水分と油分を補うことが大切です。
もちろん大前提として“優しすぎるクレンジング”は問題。落とすべきものは落とす必要がありますし、洗い残しには注意が必要ですが、大人の毛穴詰まりには洗顔+ひと手間が大切。急がば回れの精神で、毛穴に優しい正しいケアを取り入れてください」
ウォブクリニック中目黒 総院長
髙瀬聡子先生
豊富な知識と親身なカウンセリング、そして高い技術で芸能人や美容関係者からの信頼も厚い。
取材・原文/黒木由梨、小内衣子〈PRIMADONNA〉 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2021年5月号掲載
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