塗り方も伝授！ 365日美肌を守り抜く、石井美保さん納得の「日焼け止め」3選

“奇跡の美肌”の持ち主、美容家・石井美保さん。彼女の発光するような透明感は生まれ持ったものではなく、数々のトライ＆エラーを重ねてきたからこそ築き上げることのできた、努力の賜物。そんな石井さんを先生に招いた、美肌において「するといいこと（Do）」、「してはダメなこと（Don’t）」を学ぶ連載第3回。今回のテーマはUV対策について。おすすめアイテムから気をつけるべき行動など接近まで接近。

生まれもった色白肌の持ち主かと思いきや、実はそうではないという石井さん。「母が色白美肌と、周囲からも有名だったのですが、当の私は、赤ちゃんの頃から地黒だったんです。父に似たのかな……なんて幼少期から思っていたのですが、最近になって父親からLINEで謝られて。実はアメリカ在住時、太陽の日差しを浴びると免疫がつくのでは、という母の考えのもと、赤ちゃんの頃から日差しに晒されていたらしく。それは日焼けするよって（笑）。今の私は、1年中日焼け止めがマスト。紫外線量は、曇りの日でも実はけっこう多いですし、シワやたるみの原因となる長い波長のUV-Aは、窓を通り抜けてしまうので在宅時でも手抜きはNG。ただ、朝起き抜けで日焼け止めを塗ると酸化した皮脂がついたままなので、きちんとスキンケアをしてから塗りましょう。最近ではテクノロジーが驚くほど進化して、塗り心地は標準装備ながらもさまざまな機能がいろいろプラスされているから、何種類かストックしておいて、その日の気分や予定に合わせて塗り分けるのがおすすめです」（石井さん）

石井さんが提唱する、こすらないケア。それは日焼け止めを塗るときも同じ。「日焼け止めを塗る際、手をスライドさせて塗りがち。実はこれが“無意識の摩擦”となり、肌表面のバリア機能を傷つけ、炎症や肌トラブルの要因に。また、摩擦だけではなく、塗りムラや塗り残しが生まれやすいので注意しましょう。手のひら全体に日焼け止めを広げたら、ペタペタと垂直にスタンプを押すように、顔の中心から外側へ向かって広げて。しっかりと均一に塗り広げることができます」

「日焼け止めで欠かせないのが塗り直し。できれば2、3時間置きに塗り直すのがベター。アリィーのUVはファンデーションの油と混ざらない設計で、リタッチしやすい」。独自のカプセル化技術で、皮脂を素早く固める原料を内包。崩れにくい素肌美仕上げに。水相成分約65%のジェル質感で、使用感も快適。SPF50・PA++++ UV耐水性★★ 25g ￥1980（編集部調べ）／カネボウ化粧品

「思わず手が伸びる、まるでクリームを塗っているような心地よさ。美容液レベルの機能性を持ちながら、肌に引っかかりにくいなめらかなテクスチャー。香りも良いので、塗るだけでテンションが高まります」。有効成分ナイアシンアミドとトラネキサム酸をダブルで配合。ブライトニングやシワ、肌荒れまでもケア。［医薬部外品］ SPF50+・PA++++ 55g ￥11000

 「ロフトで見つけた日焼け止め。とにかく保湿力が高く、つやんつやんに仕上がります。みずみずしくノールックで塗ることができるので、お家で過ごす日はこの日焼け止めを手に取ることが多いかな」。負担のない処方ながら、ナイアシンアミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの攻めの成分を配合。肌荒れを予防しながら保湿ケアを叶えてくれる。ほんのりピンク色で血色感をサポート。SPF50+・PA++++ 50g ￥3278