経営者・美容研究家 大野真理子さんが、インスタライブで話題のトークをバイラでも! ビジネスで培った人生哲学をもとに、読者の恋愛悩みにアドバイス。ここでも真理子節が炸裂!
おおの まりこ●1979年生まれ、二児の母。ファッションブランド「tocco closet」、「&.NOSTALGIA」を運営する株式会社PETTERS、自身のこだわりが詰まった健康食品を販売する株式会社サウルスを経営。趣味は皮膚管理。自身の美肌に加え、スキンケアや美容医療に関する豊富な知識から「皮膚の変態」という異名を持つ。
Instagram(@skinholictokyo)で毎週水曜日21時から行うインスタライブ「真理子会議」には美容以外にも恋愛・結婚・夫婦仲・仕事などの相談も寄せられ、多くの女性に寄り添う。
【お悩み1】しばらくパートナーがいなくて職場に出会いもありません。結婚願望はうっすらあるのですが、マッチングアプリは一度やったことがあるけどメッセージのやりとりが苦手で…(31歳・広報)
Mariko's Answer
心に営業マンを宿しとにかくトライ!
「それは、会社に入社して営業部署に配属されたのに“営業が苦手です。どうしたらいいですか?”と言っているのと同じこと。ただ座っているだけで営業成績なんて伸びないんだから、トライしてエラーをしたら、それを学び、そして同じ間違いを犯さないようまたトライし続けるしかない。アプリでもなんでも、まずは行動を起こすことから!」
【お悩み2】以前はパートナーに期待してあれこれ指摘をしケンカをしていましたが、最近は面倒になって言わないことが多いです。一見平和に見えて、これはこれでよくない。どう伝えたらいい?(38歳・語学関係)
Mariko's Answer
“察して”ちゃんはNG! クリア→褒めるを繰り返して
「ワンちゃんのトイトレと同じく、導いてあげましょう。テーブルが汚かったら片づけてよ、などの“察して”ではなく、ウォーターサーバーのお水がなくなったら取り替えてとか、火曜と金曜のゴミ出しはしてねとか、お仕事を決めて、できたら褒めることを繰り返しましょう」
【お悩み3】長くつきあっている彼がいて、結婚してもいいなと思うくらい関係はいいのですが、年収が自分の半分以下です。結婚する上でお金ってどのくらい大事なのでしょうか…?(32歳・営業)
Mariko's Answer
本当に求めているものは? 自問すると答えが出るはず
「すごいお金持ちでもワンオペとか、お金がなくても家事育児を一緒に行えるとか、顔がめちゃくちゃタイプだから何も求めないとか、様々な夫婦のスタイルがある。だから結婚する上で、自分が譲れないポイントを文字に起こしてみるといいかも。誰かの価値観ではなく、本当に自分が求めることをクリアしているなら、結婚してもうまくいくと思いますよ」
【お悩み4】13年つきあっている彼と子どもの有無などの将来のビジョンが合いません。何度話し合っても平行線な一方なのですが、彼のことは大好きでこの先も一緒にいたいと考えています。(29歳・外資系金融機関)
Mariko's Answer
我を通したいのであれば唯一無二な存在になること
「これは価値観が違うので、どちらかが我慢しなきゃいけなくなる。自分の考えを通したいのであれば、相手が折れる選択肢を取るほど、あなたとともに生きていきたいと思わせる、唯一無二な存在になることが肝。常に自分のクオリティを上げ、様々な武器を装備していきましょう」
撮影/峠 雄三 ヘア&メイク/小澤 桜〈MAKEUPBOX〉 取材・原文/谷口絵美 ※BAILA2024年11月号掲載