なんとなく20代の頃と違うけど、まだそこまでの危機はなく、この先自分がどんなふうにエイジングしていくのか、想像できていない人も多いのでは? 先輩たちのリアルなお告げが今の私たちの道標に! 40代以上の美プロ先輩による恐怖の予言を公開。
40代以上の美プロ先輩による恐怖の予言
常に最新の美容情報に触れている美容ライター・エディターたちが、自分の肌に感じたエイジングの変化とは?
30代。20代前半との違いはうすうす感じつつも正直、そこまで実感できていない肌の老化。5年後の私は、本当にこうなっちゃうの!?
「40代に入ると、やせると肌にハリがなくなり、しぼんで枯れた印象に。それまではやせるといいことばかりだったのに。
頰のTOPも下がって平たくなるから、チークを入れないと顔が締まらなくなるのも涙」
――美容ジャーナリスト 小田ユイコより
「あご下がもたつく。顔と首の境目がなくなるとは! あれだけパンッとしていた肌もしぼんできます。
30代中頃に肌のくすみを感じ始め、40代前半頃からハリの低下をひしひしと。」
――ビューティーエディター 平 輝乃より
「40代になって、どうにもならない黄ぐすみを実感。助けてほしい。
糖化に対して30代のうちは正直ピンときていなかったが、今になってその怖さがわかる!」
――美容エディター 前野さちこより
「40代以降、肌がどんどん落ちていくのを止めようがなくなる。
今日はお手入れをサボってもいいやとか、暑いから化粧水だけで……とか、自分の肌を過信しすぎていた」
――美容ライター 山崎敦子より
「シミも毛穴もたるみも老化のサインがもぐらたたきのように押し寄せてくる~。何からたたけばいいのかただ困惑するばかり。
悩みが深刻化するとお金も時間もかかるから、予防や早めの対処が大切と50代の今、しみじみ」
――美容ライター 中島 彩より
「眉間に力を入れるクセにより縦ジワが定着していることに、40歳あたりでふと気がついた。
シワが気になったらこまめにほぐし、シワ改善系セラムを早めに取り入れればよかったのかも」
――ビューティエディター 渡辺敦子より
「顔が広がる!なだらかに横に下にと大きくなっていく。
『自分が老化する』ってことを痛感したのが38歳。表情ジワや肌荒れじゃないこれが“加齢”!」
――バイラ美容担当副編集長 スガコより
「38歳頃から、疲れてないのに疲れてるねって言われるように。昔の『疲れた顔』が普段の顔として定着。
43歳、とにかくくすむ。45歳、肌質が変わる。46歳の今、下半顔がモタッと。これがたるみか!」
――美容ライター 長田杏奈より
どうしてエイジングケアが必要なの?
資料提供/花王
きちんとケアできていれば老化は遅らせることができるから
横軸は年齢。加齢とともに下降していく青線が、ケア次第で赤線のようにゆるやかに。エイジングにあらがうのではなく加速をゆるめる、オプティマルエイジングという発想。
内科・皮膚科医
友利 新先生
「30代は環境も肌組織も変化する時期」
「エイジングの変化が出始める30代は、責任ある仕事を任されたり、結婚・出産などライフスタイルが大きく変わるタイミングでストレスが多い時期。また肌内でのエラスチンやコラーゲンの生成、血の巡りや代謝サイクルも20代後半からゆるやかに低下し、徐々に肌表面に現れてきます。肌の仕組みとしても外的要因としても、負担が大きい時期だからこそ、今適切なケアをしておかないと5年後の老化に拍車がかかります。ここで食い止める気持ちで、正しいエイジングケアをスタートしましょう!」(友利先生)
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
「肌をとりまく状況は昔より過酷に」
「皆さんの親世代が30代だった頃よりも、今は夏の猛暑やPC・スマホの使用で肌をとりまく環境が過酷になっているのが事実。きちんとケアしなければ、母親の年齢になったとき、今のお母さまより老化が加速している可能性が高いです。ただ、昔と比べて化粧品は確実に進化中。今から優秀なコスメたちに頼って正しいケアをすれば、エイジングの加速をゆるやかにすることができます。“美容医療で一発逆転”も、スキンケアで土台を構築していてこその効果実感。まずはコツコツ丁寧なケアを!」(水井さん)
イラスト/白ふくろう舎 取材・原文/中島 彩 ※BAILA2024年12月号掲載