【島根】神在月に訪れたご縁の聖地「出雲大社」旅行レポート

ずっと行ってみたかった 島根にある出雲大社。
“縁結びの聖地”として有名ですが、実際に訪れてみると神聖で美しく、空気そのものが違う特別な場所でした。
今回は行き方から周辺スポット、お土産までまとめてレポートします。

出雲大社へは、出雲縁結び空港からバスで約30分。なんだそうですが、

飛行機が苦手な私は、新幹線とやくもを乗り継いで出雲市駅からの路線バスで行きました。神在月の出雲は、普段よりも参拝客が増え、少しだけ賑やかになるんだそう。
それでも境内に一歩入ると、ふっと静かで神秘的な空気に包まれます。
“ご縁の地”という言葉がしっくりくる場所でした。

出雲大社から徒歩20分ほどの 稲佐の浜（いなさのはま） にも立ち寄りました。ここは、神在月に八百万の神々をお迎えする「神迎神事」が行われる神話の地。
巨大な弁天島と波の音、海風の冷たさが、どこか“特別な季節の訪れ”を感じさせます。
夕方の光が差し込む稲佐の浜はとても美しく、一度は訪れてほしい絶景でした。

こんな綺麗秋の海を見たのは初めてかもしれません！

浜には小さな岩場と、海に浮かぶ丸い島「弁天島」が見え、その前で波打ち際の砂をそっとスコップで掬います。
この“生の砂”をビニール袋などに入れて持ち帰るのが、御砂交換の第一歩。（後ほど出雲大社で交換ができるんです！）自然の砂を手にした瞬間、何ともいえない神聖さを感じ、旅の始まりにふさわしい静かな高揚がありました。

稲佐の浜から車やバスで約10–15分ほどで出雲大社へ。参道を通り抜け、社殿裏手にある小さなお社、素鵞社（そがのやしろ）を目指します。

ここでは、浜で採取した砂（あるいは小石）と、「御砂（おすな）」と呼ばれる“清められた砂”を交換する儀式を行うことができるのだとか。

交換後の砂は、自宅の庭や玄関、またはお守りとして持ち帰る人も多く、「厄除け」や「魔除け」「縁結び」のご利益があると伝えられています。

一般的な神社は「二礼二拍手一礼」ですが、
出雲大社では“二礼 四拍手 一礼”が正式とされています。

四拍手には諸説がありますが、
「神々への感謝と祈りを丁寧に届けるため」「八百万の神をたたえるため」と言われています。

本殿を参拝したら、裏手にある素鵞社（そがのやしろ)へ。
ここで行うのが例の
“稲佐の浜の砂と、御砂（おすな）の交換”。

浜でいただいた砂を納め、代わりに浄められた御砂をいただくことで、厄除け・魔除けのご利益があるとされています。
御砂を受け取る瞬間は、言葉にできない特別感がありました。

神楽殿の大しめ縄は、長さ約13.5m・重さ約5.2tという圧巻のスケール。
近づくと迫力がすごく、写真にも映えます。
ただし、しめ縄にお賽銭を投げるのは禁止なので注意！

参拝後は、出雲大社の周辺でお土産探し。
今回は名前も可愛い「縁結ばれ」を購入しました。
個包装で配りやすく、神在月の旅のお土産としてもちょうど良いサイズ。
ほかにも縁結びにちなんだ雑貨やお守りが多く、歩くだけで楽しいエリアでした。
秋の出雲は風が心地よく、散策にもぴったりです。

出雲大社のお土産として人気の「縁結ばれ」を購入しました。
ひとつひとつ包みが可愛く、名前の通り縁を結んでくれそうな雰囲気が魅力。会社や友人への“気持ち程度のお配り”にもぴったりです。
参道にはほかにも和雑貨やお守りなどが揃っていて、歩くだけで楽しい時間に。

次回の旅行計画にはぜひ、島根の出雲大社をいれてみてください♪