こんにちは!先日、MBTI認定ユーザーの千晃さんが開催してくださった【MBTIのグループセッション】に参加してきたので、今日はそのご紹介をします。
ちなみに、今回はBAILA編集部の方が企画にしてくださり、バイラーズ数名と一緒に臨むことができました。
MBTI、ここ数年すごく流行っていますよね。
私の周りでもよく話題になっているし、会社でも、組織作りのヒントに取り入れているチームもあったりします。
2年半前に、MBTIとよく比較される「ストレングスファインダー」について、BAILAのブログで少しご紹介してたのですが、今回参加したセッションで得た学びも、シェアしたいと思います。
・まさかの「16personalities」とは別物だった!
こちらを読んでくださっている方の中で『MBTI診断をしたことがある!』と思った人も、その殆どがネットで診断できる「16personalities」ではないでしょうか。
実は私も、今回の診断会に参加するまでは、それがMBTIだと思っていました。しかし本当は、全く別物だそうです。
詳しくはMBTIの公式サイトに注意喚起があるようですが、本来のMBTIは公式に認定されている心理学的な診断手法で、適性や適職などは一切測定・診断しておらず、自己理解や他者理解を促進することを目的としているそう。私も完全に勘違いしていたので驚きました。
ちなみに、私は16personalitiesだと【ENTJ】でしたが、MBTIの診断では【ESTJ】でした。
診断会のワークショップで改めて自身のタイプを決定するのですが、それを経た上で、結果的に【ESTJ】となり、改めて自身への理解に納得感を得られた気がします。
16personalitiesの結果
基本的には「指揮官」なのですが、受けるタイミングによって若干変わることも。MBTIの結果
※Web診断レポートはあくまで仮の結果なので、これを元にセッションで検証していきます。
・MBTI診断会で学べたこと
行動やそれに伴う成果ではなく、自身の心と向き合うことができた
後に記しますが、それまで企業の組織マネジメントや経営開発を目的とした複数のセミナーや診断に参加したことがありましたが、それらは「自分の行動」に視点を当てるものであったり、「リーダーシップの育成」などといった具体的なアクションゴールが存在していました。
しかしMBTIは【自分の心理】に焦点を当てたもので、そこから「どの仕事・役職に活かそう」などといった目標は設定されていません。自身の行動に伴う成果、優劣なども無関係なんですね。
目的によって必要なセミナーや診断を受ければ良いと思いますが、今回は、MBTI診断会を通して純粋に自分自身の感情や思考に対して向き合えたことが良かったのではと思います。
自分のタイプは、咄嗟に出てくる“利き手”のようなものだと知れた
MBTIで当てはまったタイプは、咄嗟に出てくる“利き手”みたいなものなのだそう。なので、相反するタイプの要素も、利き手じゃない方の手に持っているようです。
例えば、E型(外向型)↔︎I型(内向型)という相反するタイプですが、仮に私の結果がEだとしても、必ずしも100%外向型であるかとそうではなく、咄嗟に出てくる機能がE型(外向型)ってだけなのだそう。
興味深かったのは、自分と反対の機能が発動するタイミングには、傾向があること。
詳しくは割愛しますが、やけに納得した気がします。
バイラーズと参加したので、皆で分かち合えた
これまで、こういった診断や研修は仕事関連の方と参加してきたので、完全プライベートで参加したのは初めて。リラックスして、自然体で受講できた為、全ての言葉がすんなり入ってきました。
似たタイプの皆さんとは「そうそう!めっちゃ分かる〜!」と共感し合い、別のタイプの方の話を聞きながら、自分とは異なる視点や発想に学びを得たり。お互いをオープンに晒し出し合えた相手って、特別になりますよね(笑)。バイラーズで参加でき、とても楽しい思い出になりました。
・過去に体験した診断やセミナーと、個人的に比較してみた
ストレングスファインダー
こちらも有名ですよね。
自分の強みや才能を表わす「資質」を知ることができるもので、「個人の強みをどう生かすか」に対してわかり易い示唆が出る診断なのではないでしょうか。
初めて受講したのは5年前で、当時役員を務めていた会社でWebテストとセミナーに参加し、実際に業務改善に繋がった感覚がありました。
自分や他者の強みを知ることで、個の才能を活かせるフィールドを用意したり、パートナーシップを築くなどアクションに移しやすく、課題の具体的な解決に向いていると思います。
結婚後には、主人と2回目の受講をしました👨👩
ブレイクスルー・テクノロジー
心理診断とは異なるのですが、自己理解を促進するプログラムとしてご紹介します。
こちらは、独自のプログラムを通じて、自身の思考や行動の枠組みを見直し、これまでの限界を超える方法を学ぶ数日間の集中セミナーです。
こちらも受講したのは5年前で、初めて会社を運営する立場になった時、周りの経営陣の複数の方から勧められて参加してきました。
講師のガイドにより自身の価値観や行動パターンを振り返り、他の参加者とのディスカッションやグループワークを行います。
他者の視点を学び、自己の制約・思い込み(自分はできない、賢くない、愛されたいなあ、勇気がない、などの思い込み)に気付くことによって、これまで無意識に自分自身に課せていた「障壁」を突破し、自分の力を100%発揮できるようになったり、リーダーシップを育むトレーニングでした。
課題解決に向けての超実践型!!!セミナーという感じでしょうか。
HPD人間可能力開発
こちらも心理診断ではありませんが、新卒で入社した企業が過去に取り入れていた研修だった為、受動的に参加したもの。
個人の潜在能力を引き出し、職場や社会での生産性向上や自己実現を目指すプログラムで、数日間の集中合宿スタイルでした。
主に自己理解の深化に重きを置いていて、潜在意識の奥にある自分自身に向き合うことによって、本来の自分を再発見し、コミュニケーションや問題解決能力を高めるトレーニングだった...と、私は理解しています。
・今回の学びを活かしたいこと
夫婦間のコミュニケーション
夫婦間のコミュニケーションこそ、常にアップデートしたいなと思っています。赤の他人が一緒に暮らすわけですから、相互理解が必須ですよね。
今回MBTIの診断会を受けてみて「ただ、自他の心理に焦点を当てられる」点が、家族とのコミュニケーションに活かすにはぴったりだと思いました。
行動や成果についての話になると、優劣が付いてしまい喧嘩にも発展しかねないですが、純粋に自分自身や相手を深く知るというのであれば、平和ですね🕊️
自身のスキルを活かした仕事・チームビルディング
こちらも、過去のセミナーと同じくですが、自己と他者を深く知ることで、仕事の円滑化や効率化に繋がりますよね。
個人的には、「個人の強みを活かしてチームとしての協働の成果を上げる」にはストレングスファインダーが向いていて、「チームメンバーを理解し、コミュニケーションを円滑・効率的にする」には、MBTIが向いているように感じました。
子どもとの向き合い方
出産後のブログにも少し書いたのですが、子どもが生まれてから、改めて教育心理学にも興味を持つようになりました。
というのも、子どもこそ「何が言いたいのか分からない」・「何で泣いているのか分からない」という、コミュニケーションモンスター👾
自分の常識や物の見方だけで捉えていては、不要に傷つけてしまう可能性も0ではありません。自分を知り、相手を知る。とってもとっても大切な相手だからこそ、自分の成長に責任を持ちたい。今回の学びも、活かしていきたいと思います。
・おわりに
今回、このような機会を提供してくれた、MBTI認定ユーザーの千晃さん。そしてBAILAの企画として場を作ってくださった編集部の皆さま。本当にありがとうございました。
もしこちらを読んでMBTIに興味を持たれた方は、谷本千晃さんが行うMBTI Counsultationの公式HPを是非チェックしてみてください💐